【A3!】Director【男主】

全体ミーティング ページ18

今日は朝からドラマの撮影だった。

まあ、ゲスト的な立ち位置な為午前中で
クランクアップした。

そしてお昼になると、劇団の方で全体ミーティング
をするとの事だ。

ギリギリで帰ってきたとおもったが、余裕で間に合ったらしい。


咲也「全体ミーティングって何するんだろうね。」

真澄「さぁ」

「毎回やっている訳じゃないんだ。」

真澄「今回が初。」


昨日の今日と、よく集まるな…なんて考えていると
十座くんと万里くんが何やら良くない雰囲気に…


太一「はいはーい！万チャン、あっち座ろ〜」

「あ、俺の隣空いてるよ〜！」

臣「十座、お前はこっちな〜」


となんとか喧嘩回避()
そして俺の横には大人しく万里くんと太一くんが
座った。

そして暫くすると全体ミーティングが始まった。
そして左京さんと迫田さんが掲げたスローガン…


シトロン「みそ、こんにゃく、セロリ生活…？」

「ぶふっ！！！」


シトロンさんの読みの見当違いさに思わず吹き出す。
やばい…ツボにハマった。


万里「…ツボ弱すぎじゃね？」

「ふ、不意打ちに弱いというか…ぶはっ…」


そして左京さんは怒り気味に

左京「質素、倹約、節制生活だ。」

との事。


一成「なんでまた急に？」

椋「経営が苦しいのかな…？」

「そういえば、借金があるって言ってたっけ…」


そして左京さんがルールを言っていく。


左京「まず、風呂は各組ごとに持ち時間20分の中で入れ。」

咲也「え！？20分！？」

至「軍隊か」

真澄「5人で入るとかムリ。俺は監督と入る。」

監督「却下」


いや、まってくれ。組ごとって事は俺はどこの
タイミングで入ればいいんだ…。

監督さんと入る訳にはもちろん行かないし…
まあ、適当にどこかの組と入ればいっか…

左京「次に、夜十時消灯とする。ブレーカーを
落とすから、以降電気は伝えないと思え。」

至「マジか…深夜アニメが消えた」

一成「早すぎ！！」

撮影の日は暗闇の中寮に帰ってこないとな…()
そこから細部までの節約計画が話され、批判の嵐。

左京「うるせぇ！お前ら、この寮の水道、光熱費が
いくらかかってると思ってんだ！？」

そうだよなぁ…まあ借金が、あるし節約に越したことはないか。

劇団七不思議の1つとして、払わなくても止まらないみたいだけど…

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