パート決め ページ25
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チームが決まって、2組のみんなが下を向いていて、とくに落ちている景瑚くんと鶴房くんの2人を見るのは辛かったが、心を入れ替え、このDNA1組でがんばると決めた。
そして各曲ごとに個室にわかれ、パート決めが行われる事に。
リーダーは立候補により東郷くんに決まった。
続いては運命のセンター決め
東郷「やりたい人、いますか?」
もちろん、センターは全員がやりたい。だが、ポジションバトルで勝つことを考えると、本当に自分でいいのか不安になる。
ユンドン「ひとりずつ、全員やりますか?」
東郷「いいね、いいな〜って思った人にお願いして」
ヒチョン「まあカッコつけてもいいし、かわいくしてもいいし」
との事で全員が曲の代表格のDNAの振りのキメ顔をして決めることに。
まめも初々しいし、ユンドンくんとヒチョンくんはさすがのカッコ良さだし、拓実のニヤッとした笑い方も素敵できゃーきゃー騒いでいると、あっという間に自分の番に…
みんなは意外とカッコイイ感じだから色気の方向でいってみるか…
『DNA』
特徴的な振り付けの後にゆっくりと顔を上げ、舌なめずりをしてみる。
するとシーンとした室内に、あかん、やってしまったと後悔をし、顔をサッと手で覆う。
『恥っず!!な、なんか言うてや…』
なんて聞くも返ってきた感想は想定とは真逆で
ヒチョン「A、そんなカオできたですね…」
東郷「ギャップというか、すごいセクシーだったよ」
豆原「うわ〜Aくん強いなぁ〜!」
と絶賛してくれた。
『ほんまに?もお〜引かれたかとおもったわぁ〜』
ユンドン「Aにハートをロックオンされました…」
『めっちゃ大袈裟やん!でも、ありがとう』
ユンドンくんは心臓あたりをぎゅっと握って蹲ってくれていた。何故か拓実も無言で胸当たりを握って倒れていた。ボケかな?
そして投票の時、正直全員良くて迷いに迷ったがDNAのカッコイイ雰囲気に合うユンドン君に投票した。
みんなも同じ意見のようで東郷くんからの声もあり、センターはユンドンくんになった。
少し悔しい気持ちもあるが、自分に任されたパートを全力で頑張ればきっと、国プの皆さんは見つけてくれると信じて改めて気合を入れる。
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作者名:シキ | 作成日時:2024年1月6日 18時