【男主】Go to the TOP【PRODUCE 101 JAPAN】【JO1】 (ページ11)

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再評価ページ11

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いよいよ、再評価の時間になった。一発勝負のビデオ撮影ということもあり、緊張が最高潮になったている。

『ど、どどどどうしよ、俺、緊張やばいねんけど！？！？』

宮里｢いやわかるけど！流石に緊張しすぎでしょ！｣

金城｢なんか、緊張はしてたんやけどA見ると収まってくるわ。｣

宮島｢わかる、自分より緊張してる人見ると大丈夫になるよね｣

『み、みんな他人事やと思って！！！俺もどうにかしたい！！』

するとそんな俺を見かねたのか

川西｢大丈夫やって、俺と毎日夜まで練習したやんか。…一緒にAに上がろ。｣

『拓実…』

ヨンフン｢Aはだいじょぶです、そのカワイイ顔で笑うだけでAです。｣

『それはないやろうけど？！…ありがとうヨンフンくん。』

と励ましてくれるみんな。自分の番が来るのがやけに早く感じたが、どうにか深呼吸をしてカメラの前に立つ。

全力で、そしてカメラの前に自分の今の感情を全てぶつけた。
ミスは無い。やれるだけの事は全部やれたと思う。

あとは結果を待つだけ。

一先ずトレーナーの方々が評価をする為解散する。

宮里｢お疲れ！！いや〜安定にAは最強だったわ！｣

『ソルくん！ありがとう。ある意味ソルくんも最強やったで…』

少し吹き出して言うとソルくんが｢もお〜！！｣と言いながらガバッと俺の首元に抱きつく

宮里｢Aまで〜！？そりゃあ"初めまして"っていっちゃったしさ〜！？もう絶対終わった〜！！｣

『あはは！でもその後そんな崩れず踊れたのは凄いと思った！やからそんな気にせんでええんちゃう？』

宮里｢ええ！ほんとに？｣

『うん、むしろソルくんの良さがトレーナーの方々にも伝わったと思うけどなぁ』

と微笑んで伝えると、ソルくんは｢女神…？｣と呟いていたがあまり聞こえなかった。

そのあとBクラス練習室を出ると、ばったり祥生に出会った。
それも、祥生が他の落ち込む子を慰めている場面だった。

祥生｢Aくん…｣

『おつかれ、祥生』

そう言うとどこかほっとした顔の祥生が俺のそばまでやって来て、そっと頭を俺の肩に預けてきた。

とりあえず背中に腕を回す。

祥生｢多分、前よりはええけど…正直Aに行けるかはわからへん。｣

『俺も…でも、祥生が頑張ってたんも知ってるし、今も皆のこと慰めてて偉いやん。』

そう言うと一気に涙を流す祥生。そしてされるがままに抱きしめられ、一緒に評価が出るまでの時間を過した。