イメチェンしたら認知外れて東京ドームで再認知された件【苺】

１話 ページ3

夢主サイド



彩「はぁ！?宝くじで3億当たったぁ！？」


スマホから聞こえる大音量の親友の声。


『ちょ、うるさい…。』


彩「えっ、だって…ええ！？」


『でねー、どうやって使うか分からなくて。グッズも大体集めたし。』


彩「美容院にでも行きなさい！！」


遮られるように言われる。


『え？美容院？』


なんで？そんな美容院なんて行かなくても…。


彩「あんたねぇ、グッズ代のために色んなとこでケチりたいのは分かるけど、そんなボサボサの髪じゃ、ライブとかで浮くからね！！」


グサっと刺さる、彩の言葉。


ライブ…何回かもう行ったことあるけど…。


その時…、もしかして浮いてた？


確かに、ライブの時周りの子はとってもお洒落してた…。


『わ、わかった！美容院行ってみる！』


彩「じゃ、私のおすすめのとこ教えたげる。」


そうして色々教えてもらい、お礼を言って電話を切る。


『はぁ〜なんかどっと疲れた…。』


明日…すごく久しぶりの美容院だ。


少し心配になりながら、私は眠りについた。

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