イメチェンしたら認知外れて東京ドームで再認知された件【苺】

７話 ページ11

ころんサイド


…どうしよう、この場合。


暗くて分かんないけど例の子とは顔全然違う気がする。


でも声が同じなんだよなあ。


じゃあ、その子と仮定してどうしよう。


あの子は害悪じゃないはず…言いきれないけど昔から純粋に応援してくれてたし。


とりあえず、事情を聞くか…


こ「あのさ、君ってさ…」


『いいいいいいやぁぁぁぁぁ喋ってるううううう推しがぁぁぁぁ絶滅危惧種うううううう生存確認んんんんん好きいいいい』


待って違う意味でヤバい子だ()これはやっぱスタッフに…


『失礼しましたぁぁぁぁ』


叫びながら逃げていった…。


こ「幻覚だったり…する？」



夢主サイド


やっべえ逃走中だぜ☆


推しと触れてしまった…私の服はなんて罪なんだ…


てか昔から応援してるからかいっつもお話会では


こ「あっ、痛バの子！！」


って言ってくれましたよねころんさん。


いや気付かれなかったのはそこまでショックじゃないんですよ。


え、じゃあなんで発狂したかって？


新しい人間として認知してもらうためです、変人キャラで()


嘘です、あんまり理性働いてなかったです。


と、そんなことより帰宅帰宅っと。


後楽園の改札を通ろうとした時気付いた。


え、さとみくんのリボンチャーム無くね…？


そう、ICカードを入れていた痛バの持ち手の付け根に付けていたさとみくんのリボンチャームが…


消えた。


『おいいいいい神いいいいい仕事しろおおおおお不幸振りまくなぁぁぁぁ』


後楽園の改札で意味わからん日本語叫んだ。

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