夜の外 ページ11
「私、顔冷やしてくる」
スアちゃんにそう言って、外に行くことにした。
夜だけど、大学の敷地内だから安全だろう。
オリエンの場所である体育館を出たら空気が一気に肌寒い。
ローファーの音だけが響いていて、さっきまで大勢でいたのに
急に一人になってしまったみたい。
「もしもし」
オリエンの途中で鳴った着信がずっと気になっていた。
この大学に通うと決めた時、最後まで反対していた母だった。
「入学おめでとう」
「ありがとう。」
短い一言だけど、きっと認めようとしてくれてるんだ。
言い合いもしたけど、何だかんだ私の母だ。
最後は絶対、私の味方になってくれる。
「入学はまだだけど、友だちできたの。」
「良かったね。」
それから、ちゃんと食べること、ちゃんと勉強して単位を取ること、と小言を受けて
電話を切った。
何だか声がするようになって辺りを見ると、酔い覚ましなのか、ちらほら外に出始めている。
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coa(プロフ) - コメントありがとうございます！教えていただいたところ、修正致しました。 (2022年9月7日 0時) (
レス) id: 0560340aed (このIDを非表示/違反報告)
森(プロフ) - オリフラ立ってますよ!! (2022年9月7日 0時) (レス) id: 16b29645b2 (このIDを非表示/違反報告)
さくにょ(プロフ) - おり/ふら立ってますよ・・！ (2022年9月6日 21時) (レス) id: ef248b8716 (このIDを非表示/違反報告)
三月(プロフ) - お/り/ふ/らたってますうお (2022年9月6日 9時) (レス) id: e9c3f819a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：coa | 作成日時：2022年8月28日 21時
