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ーside SE
危機一髪だった。あのまま連れ去られて襲われてもおかしくない状況だったのに。
タオヒョンから話を聞いていて、ずっと会いたいと思っていた。でも、いくら同じ学園で過ごしたと言っても学年が違えば偶然会うことも、すれ違うこともなく、俺も普通の人のように自由が効くような身分ではないからいつまで経っても見かけることすらできなかった。
それなのにたまたまタオヒョンの家に遊びに行ったら、たまたまいて、
… 一緒にいた男の方が気になったけど。あの2人は全然似ていないからきっと婚約者から何かなんだろう。
Aさんは予想通りの人だった。
綺麗で、優しくて。
従兄弟のベッキョニヒョンと食事していた時に突然現れたチャニョリヒョンが、キム家で働いていたなんて思わぬ幸運だった。
これで何かと理由をつけて近づけるんじゃないか、と。
でもそんなことは無理で、大学でも、いつもあのジョンインがくっ付いていた。
自分のことを優先させて、ヌナを1人で返すなんて、職務放棄じゃないの？ヒョン。どうせベッキョニヒョンと飲んでるんだろうけど。
ジョンインもジョンインだ。2人の関係はわからないけど、男なら守ってやらないといけないんじゃないのか？
A「 セフンくん、ここで大丈夫。 」
SE 「 ヌナのお家はここじゃないでしょう？ 」
A 「 ううん、ここでいいの。」
SE 「 じゃあ、下まで僕がお送りします。」
遠慮するヌナを無理矢理連れて、マンションのエントランスまで送ることにした。
JI「 A？ 何かあったの？ 」
心配そうな顔をしてジョンインが駆け寄ってきて、ヌナのことを抱きしめた。
A「 大丈夫。 セフンくんが来てくれたから… 」
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しうたま(プロフ) - いつも読ませて頂いております！>.< 能力系のお話大好きなので、是非是非書いて欲しいです……！ (2018年7月26日 12時) (
レス) id: 2ed2bc9710 (このIDを非表示/違反報告)
ZJ1pdI7OheX7QFc(プロフ) - 楽しみに見させていただいてます!これからも更新頑張ってください! (2018年7月4日 21時) (レス) id: ea1c9a7fe8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セナ | 作成日時：2018年7月3日 0時
