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ーside KS
Aの父親は世界に名を馳せるキムグループの代表。第二子として生まれたAはグループを継承する必要もなく、のびのびと育った。兄上のジュンミョン(ヒョン、と口に出すときは付けるけどあんなに手のかかる人を僕はヒョンだと思いたくない)と同じく、どこか抜けてるくせに頭の回転は速く、それでいて能力を鼻にかけない。
本当に、僕は素晴らしい家に使えている。と思う。
僕が13歳、Aが8歳の時から毎日起こして、ご飯を食べさせて、学校に行かせて…身の回りのことは全て面倒を見て来た。
忙しい父上や母上の代わりにもう10年近く面倒を見てきたんだから、ここまできたら死ぬまでお世話をしそうな勢いだ。(兄上も)
… 寝てる
KS 「 A、 着いた」
当然一度声をかけたくらいで起きるわけがない。
僕はもう大学には通っていないから、ここから先に行くことはできない。
学校や社会勉強の為にしているバイトが終わるまではいつも眠そうにしている弟分の役目だ。
「 おはようございますギョンスヒョン。A？ 寝てるの？ 起きてよ。 あと10分で授業が… A！ 」
眉毛を下げて何か緊急事態でも起きたかのような顔でAを揺さぶる彼。
A「 あー、 おはよう。 よく寝たー！
ギョンスありがとう。また後でね 」
KS 「 どういたしまして。 授業中に居眠りなんてしないように。 」
車の運転も仕事の１つなのにいちいちお礼を言ってくれるAは本当に良い家に生まれたと思う(２回目)
...To be continued
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しうたま(プロフ) - いつも読ませて頂いております！>.< 能力系のお話大好きなので、是非是非書いて欲しいです……！ (2018年7月26日 12時) (
レス) id: 2ed2bc9710 (このIDを非表示/違反報告)
ZJ1pdI7OheX7QFc(プロフ) - 楽しみに見させていただいてます!これからも更新頑張ってください! (2018年7月4日 21時) (レス) id: ea1c9a7fe8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セナ | 作成日時：2018年7月3日 0時
