君がいるから ページ5
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side YOU
就職して4年が経ってもまだまだ下っ端で、今日も終電ギリギリで帰宅。
明日は休みだから、今日はパァーッと行っちゃおう！
両手にお酒やおつまみが入った袋をぶら下げて、コンビニから歩くこと3分、我が家に到着だ。
CY「 Aちゃん！ 」
「 は？ ニョルくん？ なんで？ 」
CY「 今日、おやすみだったから、会いに来た！」
「 よく来れたね… いらっしゃい。 入って？」
突然現れた巨人のような彼は、私のお付き合いしている男性であり、世界に名を轟かせるアイドルだ。
CY 「 あー、 なんて言うんだっけ？ 」
「 お邪魔します？ 」
CY 「 いや、ちがう。 ただいま! 」
「 あはは、お帰りチャニョラ。1ヶ月ぶりだね？」
CY「 1ヶ月… うん。 元気だった？ 」
「 ニョルくんこそ。あ、髪の毛！ 」
CY「 わかる？ なんだっけ、色 」
「 銀？ 」
CY 「 ソウソウ、ギン色 」
「 ニョルくん、 今日はよく喋るね？ 」
CY 「 だって、ベンキョーしましたから 」
「 へへ、まだまだだね。タメ語と敬語がぐちゃぐちゃだ。」
CY「 それはAちゃんでしょー！ イシニヒョンにタメ語使ってた！ 」
「 だって、難しいもん 」
CY「 僕… 아니… 俺も、 」
「 なんで言い直したの？ 僕でいいじゃん」
CY 「 エリの前はでは、僕。Aちゃんの前では、俺！ 」
小さい頃韓国に住んでいたおかげで、なんとなくではあるけれども私は彼の国の言葉を話すことができるからそのまま会話すればいいのだけど、どうやら彼は私の言葉を話せるようになって、コミュニケーションを取りたいらしい。
なんてできた男なんだ。
「 それで、どうしたの？」
CY「 Aちゃんに会いに来たのと、CBXのDVD買いたくて…」
「 DVDなら言えば貰えるんじゃないの？ 」
CY「 それはダメ！Aちゃんの気分を味わいたいから、ショップで買ってきた！ 」
「 あー、私がニョルくんのCDを買うときの気持ちってことね、どうだった？ 」
CY 「 んー、ドキドキ？ 」
「 それはバレちゃうからなんじゃない？」
CY「 んー、 Aちゃん飲むの？お酒、 」
「 んー、ニョルくん来たからやめようかな。泊まるんでしょ？ 」
CY 「 あー、うん。 パジャマある？」
「 あるよ〜 お風呂入る？」
CY 「 一緒に、入りましょう？」
「 うふ、いいよ。トクベツね 」
CY「 특별 デス〜 」
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作者名：セナ | 作成日時：2018年9月19日 22時
