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side SE
ショーは大盛況のうちに終わり、沢山の事務所からスカウトされちゃった僕。
ブランドのデザイナーさんにも気に入られちゃって、早速専属契約。モデルなんて誰でもなれるような仕事じゃないし、洋服が好きな僕にピッタリじゃない？紹介してくれたチャンさんにお礼言わなきゃ。
SE 「 チャンさーん … あっ 」
チャンさんの元に駆け寄ると、そこにいたのは僕が会いたくて会いたくて仕方がなかったヌナ。
「 セフナ … 」
SE 「 わーん、 ヌナァ〜 僕のこと、もう嫌いになっちゃった？ 」
本当は抱きつきたかったけど、一応追い出されて会わない宣言をされてしまった手前、触ることすらできない。
「 … ううん、そんなことないよ。 セフナこそ、こんな面倒なヌナのこと、嫌いになったでしょ？」
SE 「 なんで僕がヌナのこと嫌いにならなきゃいけないの！ ヌナは僕の女神で１番の宝物なのに」
YX 「 セフンくん、デザイナーさんとはお話ししたの？ 」
SE 「 そうだ！ 僕、ビョンさんのブランドと契約した！ これで無職じゃなくなったよ！ ヌナ、僕のことまた家に置いてくれる？ 前みたいにお世話してくれる？ 一緒に寝てくれる？ 」
YX 「 おめでとう。 また後で話そう。 あとはお二人で〜 」
SE 「 ねえ、ヌナァ〜 、 僕とはお風呂入ってくれないの？今日は一緒に入ろう？いいでしょ？ね？」
「 … 話が飛躍してる気がするんだけど 」
SE 「 あー、忘れてた。ヌナ、ごめんなさい。これからはちゃんと働く。… モデルってちゃんとした仕事じゃないけど、でもスタイル良くて、洋服が好きな僕にピッタリだと思うんだ！ 」
「 … うん、 それで？ 」
SE 「 だから… だから、 世界で一番ビッグなモデルになって、ヌナに宝石のドレスを着せてあげる！」
「 宝石のドレスなんか着たくないんだけど。 」
SE 「 え！ じゃあ僕たちの結婚式はどうするのさ〜 普段着でやる？ 別に僕はジャージも着こなせちゃうからいいけどね〜」
「 … じゃなくて、わたしにはセフナがいさえすればなんでもいいの。それだけで幸せになれるの。」
SE 「 うふふ。 僕もそうだよ。ヌナの周りは空気が美味しい気がする。… ヌナ、抱きしめてもいい？ 」
「 … いいよ 」
恐る恐る手を伸ばして、ヌナの細い身体を抱きしめた。うーん、いい匂い
SE「 痩せた？ 」
「 私、 セフナがいないと何もできないみたい。」
SE 「 うん、 もう離さないもん 」
fin
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作者名：セナ | 作成日時：2018年9月19日 22時
