3 ページ20
.
「一緒の墓だって。ククク、今時そんなか真顔で言えるのジュンミョナしかいないよ 」
JM「 で… お返事の方は、 」
「 イェスに決まってるでしょ？ 逆に、ノーって言われたらどうする気だったの？ 」
JM 「 考えてなかった… 」
いつも通り仕事以外ではネジが一本外れてしまうジュンミョナに一頻り笑って、彼の顔を見つめた。
あー、綺麗な顔。凛々しい眉毛と綺麗な二重が何とも言えない。グッジョブ。
JM「 手出して 」
「 手？何かくれるの？わーい！ 」
いつもジュンミョナが舐めてる健康にいい飴でもくれるのかと、手のひらを上にして差し出した。
JM 「 あ、良かった。ぴったりだ 」
たまたま差し出したのは左手で、薬指にひんやりとした感触が。
「 え、何でサイズわかるの？ 」
JM 「 寝てる時に計ったんだ！ なんとなくサイズの目星はついてたけど、やっぱちゃんと計らなきゃって 」
寝ている間にこっそり計るのはジュンミョナらしいっちゃらしいかも。絶対起こさないように、とか言って息潜めて計ってたでしょ？
「 ありがとう。 毎日ちゃんとつけるね。 ジュンミョナの分は？」
JM 「 僕の？ んっと、どこやったかな。 確かポケットに… 違うな… 」
「 もー、何やってんの。カバン貸して？ 」
ジュンミョナからカバンを受け取ると、書類やら何やらに紛れて例の飴のゴミやレシートやらが散乱している。
おかしいな、先週片付けたはずなのに。
「 ん、あった。手出して 」
JM 「 え！ どこにあったの？ 」
「 ジュンミョナは大事なものはチャック付きのポケットにいれるくせがあるんだよー」
JM 「 ああ！ そういえばそこにいれた気がする。 ありがとう 」
帰り道、2人とももういい大人だというのに、付き合いたての若いカップルのように夜道を手を繋いで歩いた。
JM 「 A、 今日は一緒にお風呂に入らないか？」
「 は、風呂？ いきなり？ 無理無理、」
JM「 どうして？ 夫婦で風呂に入ることは健やかな生活のために大事なんだぞ？ 」
「 … 別に関係ないと思うけど、だって、まだ一回も裸見たことないし… 」
JM「 じゃあ、事前に裸を見せ合えばいいじゃないか！」
「 はあ？ 何言ってるの！ ジュンミョナには恥ずかしいって気持ちはないわけ？ 」
JM 「 恥ずかしい…か。 僕はいつでも見せられるように準備はできてるし、僕も早くAの身体を見たいよ！ 」
「 バカ！知らない！ 」
fin
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 273人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「EXO」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：セナ | 作成日時：2018年9月19日 22時
