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JD「 このthatは関係代名詞で先行詞は......おーい 」
「 ハッ！ 寝てた？ 」
JD「うん。がっつりね。夜更かししたの？ 」
「 セフナとオンランゲームしてた..」
JD「 彼氏？ 」
「 え？違う違う、友達だよ」
JD「 ふーん。友だち付き合いも大事だけど、自分の将来とどっちが大事なのかちゃんと考えたほうがいいんじゃない？ 」
いつも下がっている眉毛が一瞬平行になったのは見間違いだったと信じたい。いつも笑って私の話を聞いてくれるジョンデ先生が、何だか今日は怖く感じた。
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JD「 それじゃあAちゃん、また明日お邪魔するね。」
「 はーい、ありがとうございました 」
何を考えているのか、教えてもらっている間は素っ気なくて雑談をする間も与えてもらえなかったのに、親や兄がいる手前なのだろうか。いつも通りの優しいジョンデ先生だった。変なの
「 ねー、オッパー 」
BH「 はー？邪魔すんなよ、俺今ゲームしてんだけど」
「 聞きたいことがあるんだけど… 」
BH 「 俺に聞くな〜チャニョラに聞け〜 」
「 まだ何も言ってないじゃん 」
BH「 だから今ゲームしてるって言ってんだろ？これ以上時間取るなら金取るぞ〜金 」
「 さいってー 」
大学生にもなってますませゲームバカ度が増した兄を見ているとイライラする。ジョンデ先生みたいに優しかったらよかったのに。
「 オンマー、セフナとファミレスで勉強してくるからご飯いらない 」
最近日本のドラマにハマっている母は鍵持って出なさいよーってだけで特に何も言わなかった。みんなして画面にかじりついて。馬鹿みたい。
SE 「 お前、家庭教師ついてるんじゃなかったっけ ？」
「 さっきまで教えてもらってた 」
SE 「 ベッキョニヒョンは教えてくれないの？ 」
「 知らない。あんなバカ 」
SE「 たしかにあの人俺以上にゲームバカだもんな〜まあ、わかんなかったらヒョン呼び出せばいっか」
セフナの言うヒョンとは、彼の近所のお兄さんのことで、悪いけどジョンデ先生よりうんと頭がいい。でもとっても気さくで面白くて面倒見のいい人で、セフナが懐くのもよくわかる。
SE 「 ねね、 この問題わかる？ 」
「 この公式使って、出たやつを今度はこっちに代入すればいけるよ 」
SE 「 おっけー、ありがと 」
「 mess up ってどう言う意味？ 」
SE 「 しくじる 」
「 おっけー 」
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作者名：セナ | 作成日時：2018年9月19日 22時
