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「お疲れ。」
店員さんに“佐野”と伝えて個室に入る。
そっけないお疲れを言われて、ケータイから目を離した彼に、
早速、愚痴をこぼす私。
「、また、ドタキャン。」
「、そ。」
テーブルの上には、
半分ない飲みかけのビール、
そして、今さっき頼んだであろうビール。
あと、適当に私と彼の好きな食べ物がある。
気づかい、ありがと。
そう思っているけど、口には出さない。
私も彼も、感謝とか、ニガテだから。
「ごめんね、いきなり。」
「いつものことでしょ。」
「だって、玲於も、忙しいだろうに。」
「Aのためなら別に。」
気楽に話せる、
気があう彼だから、
こんなに仲良くなれたんだよね。
でもごめんね、こんな話しして。
玲於、
私のこと好きなのに。
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あずき(プロフ) - 一番希望です! (2017年12月27日 12時) (レス) id: cea6fd62c5 (このIDを非表示/違反報告)
チョビ(プロフ) - 2番希望! (2017年12月26日 14時) (レス) id: b31210f2a7 (このIDを非表示/違反報告)
Miwa .K(プロフ) - 2番かなぁ。 両方読みたいけど (2017年12月24日 7時) (レス) id: 8a2f48a030 (このIDを非表示/違反報告)
n(プロフ) - 2番がいいです〜! (2017年12月24日 2時) (レス) id: 355dfee24a (このIDを非表示/違反報告)
テッドちゃん。(プロフ) - 1がいいです!更新頑張ってください!! (2017年12月23日 20時) (レス) id: 75bdd88f4f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月読 | 作成日時:2017年5月28日 3時