* ページ17
.
「…っ、」
思わず泣き出してしまって。
玲於が優しく抱きしめてくれた。
「…私、玲於のこと好きになれば良かった、」
結城には悪いけど、
今はそんなこと考えてる場合じゃなくて。
「…じゃあ、つきあおうよ、俺と。」
「え、?」
「臣さんなんて忘れさせてあげるから、」
「でも私、結城が、」
「その結城ってやつ、臣さんことしらないんでしょ?
色々気使わないといけなくて疲れるでしょ?」
「そ、うだけど…」
「俺が、絶対幸せにするから、ダメ?」
そんな目で見られたら、
断れないじゃん。
「…A、俺と、付き合って」
「、うん」
私って、本当に最低。
でも、玲於が、忘れさせてくれるなら。
私は、努力して、
玲於を愛そうと思ってしまう。
.
962人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「登坂広臣」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あずき(プロフ) - 一番希望です! (2017年12月27日 12時) (レス) id: cea6fd62c5 (このIDを非表示/違反報告)
チョビ(プロフ) - 2番希望! (2017年12月26日 14時) (レス) id: b31210f2a7 (このIDを非表示/違反報告)
Miwa .K(プロフ) - 2番かなぁ。 両方読みたいけど (2017年12月24日 7時) (レス) id: 8a2f48a030 (このIDを非表示/違反報告)
n(プロフ) - 2番がいいです〜! (2017年12月24日 2時) (レス) id: 355dfee24a (このIDを非表示/違反報告)
テッドちゃん。(プロフ) - 1がいいです!更新頑張ってください!! (2017年12月23日 20時) (レス) id: 75bdd88f4f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:月読 | 作成日時:2017年5月28日 3時