に ば ん め の こ い 。

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臣さんの様子が、可笑しい。







せっかくのHiGH&LOWの披露会。

TRIBEメンバー、有名な芸能人の方々も多くきているというのに。





見にきてくださった方々に対する姿勢も、
心なしか暗い気がする。






「臣さん、なんかありましたか？」
なんて聞かなくても一瞬でわかった。





Aだ。






披露会が終わったところで、
すぐにAに連絡をする。




呑みの誘いってやつ。








いつも通りの個室に行って、
数分経ってAも入ってきたけど、
やっぱり、こっちもか…と呆れてしまうほど暗い。





Aは、こういう時、優しく話しかけられるのに弱い。

だから、しっかり、言葉をえらんであげると、






ゆっくり、ゆっくりと、話し始めた。









どうやら、限界だったようだ。





聞いていると、まぁ、わからなくもないような。


臣さんに非がある。
それは確実で。






ああ、もどかし過ぎる。



さっさとくっついてくれないと、
俺の気持ちに、







いつまでもふたができないんだけど。







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