【d！】乙 女 ゲ ー 再 構 築 【軍パロ】

12話 ページ13

前話のあらすじ


夢主、コネシマに送られ帰宅







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「…てことがあってん」



「ほう」





辺りの日が落ちた夜、今日あったことを一応グルッペンに報告しておく


…一応、ガン見していたのがシャオロンって事は隠して





「…そうか、どうだったか？ルーシャは」



「そうやな…お前が愚痴ってたようなやつやなかったで、なんというか…ただの快活な阿呆みたいやったな」



「ふ、そうか」






そう言いながら微笑むグルッペン、なんや、彼奴と関わっているのはあの件だけだからやと思っとったけど、案外ガチやんけ






「しかしそうか、コネシマとも出会ったか」



「偶然やけどなぁ、そういや最初やけに馴れ馴れしかったな、俺が言えることや無いけど」



「ふむ、そうか。それに対してお前は不快等の感情はあったか？」



「んーーーー…いや、特に無かったと思うけど、なんやグルッペン、そんなに婚約者に夢中か」



「言わせるな」



「そーかそーか！ま、お前が夢中ならそれでええねん……もうこんな時間や、じゃあな」



「さらばだ」



「去り際に格好つけんなや」






バサッと羽織っていたスーツを翻しキメ顔で去っていくグルッペンの背中を見送り自室へ向かう



途中今日、彼奴と出掛けた時の会話がふわりと頭に浮かぶ

初対面とは思えない程話があったような、話しやすかったような、奇妙だが不愉快じゃないそれは胸の奥を擽る様に熱を帯びている







「はよ寝るか」







いつもより早く床に就いたが眠れたのはいつもよりも遅かった

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