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おはようございます。

実はあの後、黒死牟さんに童磨さんについて聞いたところ…


「あいつは…変わっている…。何か…あったら…私に聞け…。」


と、心強い一言を頂いたので、詳しくは聞かなかった。

さて、話は変わって今、私は繁華街に来ている。(ちゃんと街の近くに飛ばしてもらったよ)

今日は昨日言った通り、必要なものを買いに行く。

朝からとても栄えていて、とても気分が上がる。


『この(かんざし)可愛い…!』


椿がモチーフになっている赤色の簪をとても気に入り、即買い。

そのあとも色々見たり買ったりして、両手に荷物を持つ形になった。

なんと今日は金銭感覚可笑しいのかな?ってくらい無惨さんからお金を頂いたので、袴じゃなく着物も買えと言い付けられてきた。

うん、着物重い。

空を見れば鴉が飛び、日が落ちる頃。もう帰ろうと思い、荷物を持ち直す。


「お嬢さん、今帰りか?」

『ぅわ、っ』


完全に気を抜いていたのもあり、間抜けな声を出してしまった。

声の主を見ると、なんともでっかい男の人。

日輪刀を所持している。

でもこの人…鬼殺隊の匂いがしない。

とても強い人の匂いはプンプンするけど……、、、え?この人柱説?


「もう日が落ちるってのに、こんな大荷物抱えて派手に危ねぇなぁ?」

『ご心配無用です、ありがとうございます。』


冷静に愛想を振りまく。

悪い人ではないんだろうけど…、無惨さんに保護(?)されてる身としては、無惨さんの敵だから…。

とりあえずこの場をしのごう!

礼をして早足に去ろうとすると、軽々と抱きとめられ、荷物から手が離れる。

若干私、浮いてる、無理無理怖い。

だけど当の本人は、そんなことお構い無しに、


「惜しいなぁ…派手に可愛いしタイプだ。けど、この匂いがなぁ…派手に残念だ。」


と言って、更に逃げられないように、がっしり掴まれる。


『離して…下さい。』

「この匂いの元は項のこいつか。はっきり付けやがって。こんな派手に独占欲強ぇ鬼もいるもんだなぁ?」


首元に顔を寄せ、項をスン…と嗅がれる。

ひぃぃ…!これ痴漢だよ、痴漢。


「さて、お嬢さん。俺は鬼殺隊、音柱、宇髄天元。この匂いについてお話しようじゃねぇか。」


すみません、無惨さん。

帰り遅くなりそうです。




十→←八



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設定タグ:鬼滅の刃 , 鬼舞辻無惨 , 転生   
作品ジャンル:アニメ
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入間(プロフ) - たくあんさん» 非常早いコメントで笑 ありがとうございます! (2020年4月27日 15時) (レス) id: faea9d84a4 (このIDを非表示/違反報告)
たくあん - 完結おめでとうございますゥ(´;ω;`) (2020年4月27日 15時) (レス) id: a353fd29dc (このIDを非表示/違反報告)
えむ(プロフ) - ありがとうございます!! (2020年1月19日 18時) (レス) id: 41deac151f (このIDを非表示/違反報告)
入間(プロフ) - えむさん» 初めまして。ありがとうございます!出来れば更新をもっと増やして行けたらなと思います! (2020年1月19日 17時) (レス) id: faea9d84a4 (このIDを非表示/違反報告)
えむ(プロフ) - 初めまして、突然すみませんこのお花とても面白くて大好きです!また宜しければ更新楽しみにしています! (2020年1月18日 20時) (レス) id: 41deac151f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:入間 x他1人 | 作成日時:2019年10月26日 23時

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