十三 ページ14
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「そして、鬼殺隊最高剣士の柱との接触。あれは私のせいでもある。Aに匂いをつけたのは私だからな。仕方がない。」
え?なんで黒死牟さん怒られてたの?
あっ、これ疑問抱いちゃダメなやつ?
おーけー、忘れるね(((
「黒死牟にはそれを見越した上での対処と監視を頼んだが、遂行できなかった。だから罰を与えなくてはいけなかった。」
『……この後、罰するんですか…?』
「無論、そのつもりだが。」
『では私が罰を受けます。見張りとはいえ、対処できないところまで踏み込んだ私が1番悪いので。』
正直、何されるか未知の世界だから、かなりビビってるけど…(((
無惨さんは目をスっと細め、顔を近ずけたと思えば、耳元で囁いた。
「いい根性だ…。罰を受ける覚悟は、出来ているんだろうな。」
『は、い…』
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先程、無惨さんに
「では、今日は私の言うことを聞いてもらおう。まずは風呂に入って全身の匂いを落とせ。」
とのご命令が下されたので、バシャバシャ洗いました。
なんか高級な、椿のオイルみたいなのも使えって言われました。
もしかして私…甘やかされすぎでは?(今更感)
『無惨さん、あがりました。髪乾かすなとの事ですが…』
そう、入る前に「髪は滴らない程度に拭くだけで、乾かさずに来い」とも言われていました。
「私の前に座れ。拭いてやる。」
『えっ!そんな、申し訳な………、お願いします。』
なんか「今日1日言うこと聞くって言ったよな?」って見られました。ひぃ。
うん、でもね、なんか拭くの訳わかんないくらい上手すぎて、自然と褒めたくなる。
美容師目指してるのかしら(違う)。
『ん、…は、……無惨さ、ふふっ、きもちいです…』
「その顔を他の奴に見せたら、閉じ込めるからな」
『はい、?』
てかさ、鬼最強の方に寄りかかって、頭拭いてもらって、いいのかな?
鬼舞辻隊(?)とかに暗殺されないかな?
「そんな奴はいない」
『読まれちゃいましたか…』
「こんな距離にいたら嫌でも入ってくる。」
『じゃあ、他の鬼さんも大変ですね、』
「こんなに近くに誰かを置いたのは、Aだけだ。」
ちょっっ、、、すごい照れた………。
「思ったことは読むより、言ってもらった方がいいのだが。」
『うぅ、狡いですっ……』
髪も拭き終わり、そっと腕を回されながらまた耳元で囁かれる。
私はというと、もちろん真っ赤っかで両手で顔を隠し、小さく丸まった。
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入間(プロフ) - たくあんさん» 非常早いコメントで笑 ありがとうございます! (2020年4月27日 15時) (レス) id: faea9d84a4 (このIDを非表示/違反報告)
たくあん - 完結おめでとうございますゥ(´;ω;`) (2020年4月27日 15時) (レス) id: a353fd29dc (このIDを非表示/違反報告)
えむ(プロフ) - ありがとうございます!! (2020年1月19日 18時) (レス) id: 41deac151f (このIDを非表示/違反報告)
入間(プロフ) - えむさん» 初めまして。ありがとうございます!出来れば更新をもっと増やして行けたらなと思います! (2020年1月19日 17時) (レス) id: faea9d84a4 (このIDを非表示/違反報告)
えむ(プロフ) - 初めまして、突然すみませんこのお花とても面白くて大好きです!また宜しければ更新楽しみにしています! (2020年1月18日 20時) (レス) id: 41deac151f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:入間 x他1人 | 作成日時:2019年10月26日 23時