五 ページ6
なんかすごく皆様に読んでいただけているようで…ありがとうございます。
入間、頑張ってカキカキしますね。
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生憎私は、なんとかなるだろう精神の持ち主なのでとりあえず下へ下へ山を下った。
『遠いな、おい』
いや、村のひとつも見えやしない。
下っても下ってもつかないし、なんか蜘蛛いっぱいい…る、し……
『え、きみ、え?君なのか?蜘蛛?人?怖っ、』
生首に手足みたいなの生えた蜘蛛がこっちをじっと見てる。
正直会った時の無惨さんより怖い。
てか、普通に考えて可笑しいから。
とりあえずダッシュ。無理。
「君…」
『ひっ、あの、助けてください』
なんか男の子がいたから蜘蛛を指さして訴える。
「あぁ、これは僕がこうしたんだ」
『えぇ………』
こんな可愛い子がこんなもの作るとか、、世も末よ(((
困惑して怖くなくなってきた…。
「ねぇ、そんな事よりさ…、どうして君からあの方の匂いがするの?」
鬼は人の背後に立つのが好きなのか?
なんかゾッとするからやめてくれ。
『ぅぉわっ、』
ドンッと押され、石に蜘蛛の糸で
oh…、普通に腰打った…。
なんか糸をキラキラ光らせながらやってくるから、咄嗟に呪文唱えるみたいに言った。
『鬼舞辻無惨さん!』
「っ、!!!」
目の前の男の子は、冷や汗を垂らしてピタリと歩みを止める。
なんかそこまで怖がってるの見ると、可哀想な気がしてきた…
『ご、ごめんなさい…。理由は話すので解いてもらっていいですか…?』
言った瞬間しゅるっと糸から抜ける。
私が砂利を踏んだ音にすら、焦りとか恐怖とか…そんな入り交じった感情の匂いが鼻を掠めた。
鼻……?感情の匂い……??
『あの、私にもよくわからないんですけど、落ち着いてください。』
そっと近寄って背中をさする。
はー、はー、吐息を整え落ち着いた彼にとりあえず名前を聞く。
「累。君は、」
『五月女Aです』
「A…、さっきはごめんね、よかったら僕の家でお話しよう?敬語もいらない。」
あーーー累くんいい子過ぎないか?
めちゃんこ可愛い。
『じゃあ、累くんって呼ぶね。お家にも有難くお邪魔させてもらいます。』
「うん、特別に家族にも会わせてあげる」
腕をひかれ右へ左へ歩くと大きな屋敷のような建物を見つけた。
こんなにおっきかったら見つけられたはずなんだけどなぁ。
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入間(プロフ) - たくあんさん» 非常早いコメントで笑 ありがとうございます! (2020年4月27日 15時) (レス) id: faea9d84a4 (このIDを非表示/違反報告)
たくあん - 完結おめでとうございますゥ(´;ω;`) (2020年4月27日 15時) (レス) id: a353fd29dc (このIDを非表示/違反報告)
えむ(プロフ) - ありがとうございます!! (2020年1月19日 18時) (レス) id: 41deac151f (このIDを非表示/違反報告)
入間(プロフ) - えむさん» 初めまして。ありがとうございます!出来れば更新をもっと増やして行けたらなと思います! (2020年1月19日 17時) (レス) id: faea9d84a4 (このIDを非表示/違反報告)
えむ(プロフ) - 初めまして、突然すみませんこのお花とても面白くて大好きです!また宜しければ更新楽しみにしています! (2020年1月18日 20時) (レス) id: 41deac151f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:入間 x他1人 | 作成日時:2019年10月26日 23時