初恋 (ページ24)

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あれから話し合いは終わってみんなそれぞれの部屋へ帰った

なかなかいいホテル

アメリカサイズだからベッドもでかい

今日は疲れたしお風呂でも入ろうかなって思っていると

誰かが尋ねてきた

「はーい…今開けます」

扉を開けると諒が立っていた

諒「話に来た」

「…入って」

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部屋に入ってソファに座ると
向かいの席に座るように言われた

諒「さっきは怒ってごめん」

「いや、怒るもの当然のことしたし」

諒「Aが俺たちのらこと考えて行動してくれたことはわかる。

だけど相談してほしかった
俺、そんな頼りなかった？」

「違う、迷惑掛けたくなかった」

諒「勝手にいなくなるほうが迷惑
どんなけ心配して探したと思ってんの」

「ごめん」

諒「正直言って今はお前とやり直す気はない

でも、日本に帰ってくれば？
てゆうか帰ってこい
俺がなんとかお前の会社に話つけて無理矢理でも俺たちと一緒に帰らせる」

「英語喋れないのにどうやって話しつけんのよ」

諒「お前が通訳に決まってんだろ」

「ださ笑」

諒「うるせぇよ笑

なんか懐かしいなこの感じ」

「そうだね」

諒「全くさ、勝手に別れるって言うし
連絡つかなくなるし家は引き払ってるし
そもそも日本からいねぇしお前のことまじ最低だなって思ったよ。でもそれでも好きなんだよ

不思議だよな

好きだけど付き合えない
俺がもっと大人になるまで待っててくれない？」

「大人になるまでっていつまで？」

諒「結婚できるくらい落ち着いたら」

「それ振ってんの？プロポーズしてんの？」

諒「どっちも」

「本当に昔からそういう所ずるい」

諒「ははっ笑
俺もAの話聞いてまだまだだなって思ったし
今の俺じゃAもFischer'sも守れねぇからさ」

「わかった、待ってる」

あなたを待つのは昔から得意だからね