似た者同士(杉野友人) ページ37
「杉野君ナイス！」
私は杉野君の野球の練習を手伝っている。手伝っていると言ってもただ見てるだけ……私は野球に興味があるわけでもなく、野球のルールをちゃんとわかっているわけでもない。でもなんで私がこうして今杉野君の手伝いをしているか_____
杉野君が好きだから_____
少しでもいいから、杉野君と一緒にいたい。杉野君を見たい。
真っ赤な太陽が西の方角にある。空も茜色に染まっていた。もう夕方_____あっという間だった。
「杉野君おつかれ」
私は練習を切り上げた杉野君に声をかけた。
「おう、今日もありがとな」
「あと……これ……今日暑いからさ、熱中症にならないように、ちゃんと水分取ってね」
私は杉野君にスポーツ飲料を渡した。
「ありがとなA」
「うん！練習頑張ってても体調悪くしたら元も子もないからさ。杉野君は自分の好きなことに熱中する性格だから、無理はしてほしくないの」
「……それはAも同じだろ」
「……え？」
苦笑してそう言う杉野君に私は首を傾げた。
「Aも、俺の練習手伝うって決めた日からこんな暑い日もずっと外にいて俺を見守ってくれる。だから……」
そう言って杉野君は私にお茶をくれた。しかも、私が好きな麦茶。
「お前の好きなものぐらい知ってるぜ？それにやっぱ、この暑い日には麦茶が美味しいからな！」
「ありがと……」
私は麦茶を飲んだ。なんだろうこの味。すごく不思議な味がする。普通の麦茶じゃない。これは杉野君と一緒にいるから、いつもより美味しく感じるだ、きっと。
2人で飲み物を飲んでから杉野君が私に声をかけた。
「帰ろうぜA」
彼の笑顔に見惚れた私は少し反応が遅くなってしまった。でも……
「うん！」
私も笑顔で応えた。杉野君がなかなか歩き始めなかった。やっぱり練習で疲れたから反応が遅かったのかな？でもひとつ思ったことがある。私と杉野君は意外と似た者同士なのかもしれない。
(A可愛すぎだろ……！)
もちろん杉野君の反応が遅れた理由を私が知る由もなかった。
暗殺教室ネタ�□�←言葉では足りなくて(浅野學峯)たこのライス リク
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青葉 わかな(プロフ) - はるさきさん» ありがとうございます！感想と応援のお言葉をいただけると励みになります。更新のペースは遅めですが、更新するよう努力します！ (2018年5月2日 22時) (
レス) id: 8eec3ac39a (このIDを非表示/違反報告)
はるさき - 初めて読ませていただきました。カルマくんのところが特に…、応援してますね。 (2018年5月2日 18時) (レス) id: 3eeb183c96 (このIDを非表示/違反報告)
青葉 わかな(プロフ) - たこのライスさん» ありがとう！文才もクソもないけど…笑笑ほぼほぼ私の妄想の塊で業と学秀に至っては暴走だよね笑笑 (2017年12月16日 17時) (レス) id: 2a2fac34a3 (このIDを非表示/違反報告)
たこのライス(プロフ) - やっぱり良きや… (2017年12月16日 14時) (レス) id: c6b7c44c86 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青葉 わかな | 作成日時：2017年8月25日 15時
