貴方だから(赤羽業) ページ25
・「選択が私達を変える」の続編
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いつもは電車通学の私達。でも今日は、業から自転車で行こうと誘われたから自転車で来た。でも私は運転しない。運転するのは業。私は業に捕まって乗っているだけ。朝から周りの視線がすごい。そりゃそうだよね。恋人を後ろから抱きしめている状態だから。
「いいじゃ〜ん。朝からアイツらに見せつけてやれば〜」
と業は言う。相変わらずだな。
「A帰るよ」
「うん」
私達は自転車に乗った。
「そういえば業って椚ヶ丘に残ることにしたんだよね」
「まあね」
「浅野君がいるからでしょ？業も浅野君のこと認めてるんだね」
「別に〜」
しばらく業と話していた。下りの坂道に差し掛かったところで業が言った。
「A、スピード上げていい？」
「え、スピード上げるって……ここで⁉下りだよ⁉」
下りの坂道なんて、ペダルを漕がなくても勝手に進んでいくのに⁉業らしいっちゃらしいけど……
「そうだよ、いいよね？」
「え？ま……待って待って待ってってばー！」
私が叫んでいるのに、業は私の声を無視。加速して坂道を下る。
「あっはーきーもちー！Aーこれでストレス吹っ飛ぶでしょー！」
と笑う業。
「もー業はー！」
業は無茶なことするな〜。でも業だから安心する。私も笑った。そして私はとあることに気づいた。
「業、前！人！」
私達の前に人がいた。業が急ブレーキをかける。
「ごめんA！」
「きゃあああ！」
私はさっきより強く業に捕まった。
自転車が止まった。なんとか前にいる人とは、ぶつからなかった。
「全く……何なんだ」
「ごめんなさい、え？浅野クンじゃん！」
業の言葉に私は驚いた。
「赤羽⁉全くお前らしいな。ん？1人じゃないのか」
私に気づいた浅野君が私に寄ってくる。
「お前は確か……片瀬Aか」
「う……うん、浅野君ごめんね？」
ひとまず私は浅野君に謝った。
「さっきはごめん浅野クン。じゃ行こっかA」
業がそう言ってペダルを漕ごうとしたけど、それは浅野君によって阻まれた。
「何浅野クン」
「赤羽、Aが怖がっているぞ。絶対にあんな運転をするな」
浅野君がそんなこと言うなんて意外だな。
「わかってるよそんなこと。A、ごめん」
業が私に謝った。
「うんんいいの。業と一緒だから安心してたし」
「A……じゃ帰ろ？安全運転でね」
その後業は安全運転で私を家まで送ってくれた。
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皆さんは絶対に真似をしないでください。業がいないので安心できません(笑)
除夜の鐘[年越し企画](E組と五英傑でギャグ)→←お人形さん(赤羽業)※ヤンデレ
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青葉 わかな(プロフ) - はるさきさん» ありがとうございます！感想と応援のお言葉をいただけると励みになります。更新のペースは遅めですが、更新するよう努力します！ (2018年5月2日 22時) (
レス) id: 8eec3ac39a (このIDを非表示/違反報告)
はるさき - 初めて読ませていただきました。カルマくんのところが特に…、応援してますね。 (2018年5月2日 18時) (レス) id: 3eeb183c96 (このIDを非表示/違反報告)
青葉 わかな(プロフ) - たこのライスさん» ありがとう！文才もクソもないけど…笑笑ほぼほぼ私の妄想の塊で業と学秀に至っては暴走だよね笑笑 (2017年12月16日 17時) (レス) id: 2a2fac34a3 (このIDを非表示/違反報告)
たこのライス(プロフ) - やっぱり良きや… (2017年12月16日 14時) (レス) id: c6b7c44c86 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青葉 わかな | 作成日時：2017年8月25日 15時
