Xmas kiss2(浅野学秀)[Xmas企画] ページ23
業君が手助けしてくれるらしい。その手助けとして、なぜか五英傑の皆と遊園地を回ることに。浅野君がいなくなった隙に業君は渚君、カエデ、浅野君以外の五英傑に詳細を話した。
「しょうがねーなー、俺らも協力してやっか」
と意外に乗り気な瀬尾君。
「恋するレディーを放っておくわけにはいかないからね」
と榊原君。他2人も乗り気だった。渚君やカエデは言うまでもない。五英傑の皆はこのことを黙ってくれるらしい。
「俺らがそこまで馬鹿に見えるか？」
と言って手助けしてくれることに。浅野君が戻ってきてから私達は様々な乗り物に乗った。私はずっと浅野君の隣で乗り物に乗っている。皆の策略だ。それより浅野君が楽しそうじゃない。そうだよね、私なんかと乗ってるんだから。
時間が過ぎて夜になった。もちろん私達に進展は何も無し。最後に観覧車に乗ることになった。業君が言った。
「Aちゃんは浅野クンとね〜」
「えっ⁉ちょっと⁉」
そんな私を御構い無しに次々と皆は乗っていく。乗る間際、業君が私の耳元で囁いた。
「これがラストチャンスだよ？密室で2人きりだから誰も邪魔はいないよ。じゃあね〜」
こうして私は浅野君と観覧車に乗り、向かい合って座った。
「……」
「……」
ヤバい無言だ。気まずい。ふと前を見ると皆がすごくこちらを見てニヤけていた。特に業君。
「浅野君、ずっと私なんかが一緒でごめん」
勇気を出して話しかけてみた。
「本当だ。何でこんな女と、しかもこんな日に」
うっ、やっぱり……余計傷ついた。
「本当ごめん……」
今の私には謝ることしかできなかった。
「分からないのか？僕が言いたいこと」
溜息をついた浅野君が私の隣に座った。
「何でこのクリスマスに、好きな女と一緒なんだということだ」
「……え？」
嘘、私の聞き間違いじゃないよね？
「僕はずっとお前が好きだった。だから今日、どうしていいか分からなかかった。だが伝えるしかない、そう思った」
浅野君が想いを伝えてくれた。私も伝えなきゃ
「浅野君……私もずっと好きでした」
浅野君は一瞬驚いていたけど、笑ってくれた。そして私達が乗っているゴンドラが頂上についた。
「A」
浅野君が私の名前を呼び、私に近づく。私は目を瞑った。そして浅野君が私の唇を奪った。
「お、あの2人ついに！」
皆が見ていたのは気づかなかった。
(浅野君と両思いだったなんて……)
(まさか想いが繋がっていたとはな)
Xmas kiss〜クリスマスのキス〜
お人形さん(赤羽業)※ヤンデレ→←Xmas kiss1(浅野学秀)[Xmas企画]
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青葉 わかな(プロフ) - はるさきさん» ありがとうございます！感想と応援のお言葉をいただけると励みになります。更新のペースは遅めですが、更新するよう努力します！ (2018年5月2日 22時) (
レス) id: 8eec3ac39a (このIDを非表示/違反報告)
はるさき - 初めて読ませていただきました。カルマくんのところが特に…、応援してますね。 (2018年5月2日 18時) (レス) id: 3eeb183c96 (このIDを非表示/違反報告)
青葉 わかな(プロフ) - たこのライスさん» ありがとう！文才もクソもないけど…笑笑ほぼほぼ私の妄想の塊で業と学秀に至っては暴走だよね笑笑 (2017年12月16日 17時) (レス) id: 2a2fac34a3 (このIDを非表示/違反報告)
たこのライス(プロフ) - やっぱり良きや… (2017年12月16日 14時) (レス) id: c6b7c44c86 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青葉 わかな | 作成日時：2017年8月25日 15時
