Xmas kiss1(浅野学秀)[Xmas企画] ページ22
「あっ……」
またあの人を見て目で追う私。見かける回数が少ない分、見かけたときは夢中になって見てしまう。
「ホンットAちゃんは浅野クンのこと好きだね〜」
と毎回からかってくるのは業君。
「うるさいな〜しょうがないでしょ」
でも、自分の想いなんて伝えられない。この想い、どうしよう___
クリスマスの今日は、幸い休日だった。業君の提案で私は遊園地に行くことになった。メンツは業君、渚君、カエデ。私達は遊園地に入場したのだけど、ここでまさかのハプニングが。
「おやおやおや？E組の皆さんじゃないか！こんな所で受験勉強の時間を潰していいのかな〜？」
と荒木君。
「え？あんたらもここで時間潰していいわけ？てかあんたら自称エリートでしょ？まさか遊園地に来るなんてね」
と笑いを堪えているつもりの業君。業君、全然笑い堪えられてないよ。つまり何が起きたかって、五英傑に会ってしまったのだ。
「あっ……」
ここで私はとあることに気付く。この場に浅野君がいるということ。私が知らない間に業君と五英傑の話が進んでいて、浅野君は行きたかったわけではないが、他の4人に誘われたから来たということが分かった。まさかこんな所で好きな人に会うなんて___
「ごめん！私トイレ！」
本当は御手洗に行きたいわけではなかった。でも、好きな人にいきなり会って動揺してしまった。そんな自分を落ち着かせるために誤魔化した。私はその場を立ち去った。
「あ、俺も〜」
と業君が後ろから追ってきた。
私は業君にさっきの場所から離れた所に連れて行かれた。
「Aちゃん今動揺してるでしょ？」
と見抜かれてしまった。
「当たり前だよ！だ……だっていきなり現れたから」
そんな私を見てニヤける業君。そんな彼の頭に悪魔の角が生えているのは言うまでもない。
「じゃあさ、俺から宿題ね？」
「しゅ……宿題⁉」
いきなり業君から宿題。絶対何か企んでる！
「そ。その内容は……浅野クンに自分の想いを伝えること。そして……浅野クンとキスすること」
「……はああ⁉無理だよ何言ってんの⁉」
「あ、もしできなかったら奥田さんに作ってもらった薬飲んでもらうからね？大丈夫だよ、俺らアサシンなんだから。俺も手助けするよ。Aちゃん、浅野クンの心を射抜いちゃいなよ」
「うっ……分かったよ」
業君が愛美ちゃんに頼んで作ってもらう薬は嫌な予感しかしない。あぁもう！何でこんなことに……！
Xmas kiss2(浅野学秀)[Xmas企画]→←The present I want for Xmas is you.2(赤羽業)[Xmas企画]あかりんリク
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青葉 わかな(プロフ) - はるさきさん» ありがとうございます！感想と応援のお言葉をいただけると励みになります。更新のペースは遅めですが、更新するよう努力します！ (2018年5月2日 22時) (
レス) id: 8eec3ac39a (このIDを非表示/違反報告)
はるさき - 初めて読ませていただきました。カルマくんのところが特に…、応援してますね。 (2018年5月2日 18時) (レス) id: 3eeb183c96 (このIDを非表示/違反報告)
青葉 わかな(プロフ) - たこのライスさん» ありがとう！文才もクソもないけど…笑笑ほぼほぼ私の妄想の塊で業と学秀に至っては暴走だよね笑笑 (2017年12月16日 17時) (レス) id: 2a2fac34a3 (このIDを非表示/違反報告)
たこのライス(プロフ) - やっぱり良きや… (2017年12月16日 14時) (レス) id: c6b7c44c86 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青葉 わかな | 作成日時：2017年8月25日 15時
