一目惚れ？ ページ7
「ケータくんといえば、Aさんに助けもらえてルンルンでお家に帰ってきて……」
ウィスパーが話し始めると、ケータは顔を真っ赤にし「やめて！」とウィスパーを止めようとした。 だけど、ウィスパーは構わず話し続ける。
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回想〜ケータside〜
俺は車に轢かれそうになった所を素敵なお姉さんに助けてもらった。
「ケータくんおかえりなさいでうぃす」
「ケータおかえりにゃん！」
「ただいまー！！」
「あれ、ケータくん今日はやけにテンション高いでうぃすね」
「そう〜？？」
「なんかいいことあったニャンか？」
「んふふ〜」
「……ケータくん…」
「完全に狂ってるニャンね…」
ウィスパー達の悪口なんか俺には右から左。
あんなに可愛い人に助けてもらえるなんて俺はどんだけ幸せなんだ！
「ちょっと、ケータくん何かあったんですかぁ？」
「んふふ、さっき轢かれそうになったんだけど〜」
「ニャ！？どういうことニャ！？」
「ちょ！ケータくん大丈夫だったんでうぃすか！？」
「平気ー。なんてったって綺麗なお姉さんが助けてくれたからねぇ！」
「それなら良かったニャンけど、さっきから気持ち悪いのはそのせいニャンね…」
(はあ、また会いたい。)
「というより、どのくらい綺麗だったんでうぃす？」
俺は、ウィスパーからの質問にニマニマ答えた。
「もう凄い！えっと、ニャーKBぐらい？」
そういうと、ジバニャンは目をハートにした。
「それはめちゃめちゃ可愛いニャンね！？ オレっち見てみたいニャ〜！」
「そうでしょ〜？ 本当、また会いたいなぁ」
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作者名：ここな | 作成日時：2024年3月26日 16時
