白いアザレア【妖怪ウォッチ】

積極的な小学生 ページ4

「ほぼ強制的に着いてこさせてすみませんっ」




(強制的っていう自覚あるのね…)




『全然大丈夫だよ、良かったらこれいる？ さっきヨロズマートで買ったんだけど』



私はケータにヨロズマートで買ったチョコボーを渡した。



「え！いいんですか！？ じゃあ貰います！…………って、ジバニャンにはあげない！」




ケータは独り言を話し出した。




(え？急に独り言話してどうしたんだろ)



「わわっ！すみません！Aさん」



『全然大丈夫だよ…？』



「よかった！ あの…えっと…」




ケータはムズムズしだした。



『どうしたの？』



「良かったらAちゃんって呼んでもいい！？」



A……ちゃん……Aちゃん……



『え！？』



「だめ……かな？」




ケータは上目遣い＆うるうる目をした。




そんなん、ダメなわけないじゃん。



『大丈夫…、それでいいよ』



「本当！？ やった！」



ケータくんは抱き着いてきた。



『おっと！？』



「Aちゃん優しいっ……」



『そ、それは良かった』



「だー！！ウィスパーうるさい！黙って！」




(また独り言……。 ケータって独り言激しい系？)

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