白いアザレア【妖怪ウォッチ】 (ページ20)

今日:2 hit、昨日:79 hit、合計:2,194 hit

初めてページ20

「うむ。そのような食べ物があるのか」

『うん。それで、何にするの？』

「では、そのぱふぇというものを吾輩にも」

『分かりました』

そう返事をし、二人の為にパフェを二つ作った。

『ん、お待たせ。』

私は二人の座る席へと持っていくと、二人は目を輝かせた。

「これが……ぱふぇというものか」

「ん、美味そうだな」

『とっても美味しいよ。おばあちゃんの手作りだもの』

私がそう言うと、二人はパフェを食べ始めた。

「お主は何故祖母と？」

『私には両親がいないから、手伝えるのは私だけでしょ？』

そう説明すると、二人は驚いたような顔でこちらを見た。

『なに？』

「……Aが良かったら、その事聞いてもいいか？」

『え？』

この事について、聞く人は今までいなかった。

というか、みんな両親がいない私を馬鹿にしていた。

『いいけど……。変な気分になったらごめんね』

「あぁ」

「問題ない」

私は二人の了承を受け、話し始めた。