いざ!チョーシ堂へ ページ14
『____ここがチョーシ堂?』
「はい、では入りましょう!」
私達が行ったチョーシ堂とは、団々坂にあるお店。
「ひさしぶりじゃのぅ。」
そこには、眼鏡をかけたおじいさんがいた。
(店主かな?)
「天野ケータ、ジバニャン、ウィスパー……と、見たことない顔じゃな」
『佐倉Aです。こんにちは!』
「あぁ。ところでなんの用じゃ?」
「えっと、Aちゃんに妖怪ウォッチを渡してほしいんだ!」
「分かったぞ。」
そういって、おじいさんは棚のような所からコンパクトミラーのようなものを出した。
「これは、君の妖怪ウォッチじゃ」
(なんだか、ケータとは違うのね)
おじいさんが渡してくれたのはケータのとは違い首にかける系のピンクの妖怪ウォッチだった。
『ありがとうございます!可愛いデザインですね…!』
私がそう言うと、おじいさんは「そうじゃろう」と笑った。
「俺とデザインが違うね」
『そうね!両方素敵。』
「どちらにせよ大切にするんじゃよ」
『はい!もちろんです。』
そういい残して、チョーシ堂を出た。
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作者名:ここな | 作成日時:2024年3月26日 16時