41話 ページ42
「ねぇ、グロキシニアは私の身体のことずっと知ってたの？」
グ「当たり前っス。あたしを誰だと思ってるんスか」
グロキシニアは不服そうに言う
「…教えてくれてもいいじゃない」
ド「もし貴方がその力を持っていると知っていたら、そしてもし人間などに話してしまったら、貴方の身に危険が及ぶことは間違いない」
グ「そういうことっス〜」
「そっか…でも、今までこんなこと無かったよ？！」
過去を思い出してみても
少なくとも血で何かが生き返ったことなどなかった
グ「それは、君が強く望まなかったからっス。君の血は…というか、力はAの強い意志によって効果を引き出させるんス。」
「そうなんだ…」
グ「だから…本当感謝してるんス。またこうして君に会えて…話せて嬉しいっス…ありがとう」
そう言って笑顔で頭を撫でる
Aは恥ずかしそうに手で顔を隠した
「う…どういたしまして…？//」
それから暫く飛んでいると妖精王の森に到着した
ゲ「兄上！A！
お戻りになったのですね…！」
マ「ドロール！」
そこではゲラードをはじめとする妖精たち、
そしてマトローナ 一家が出迎えていた
グ「ゲラード…ただいまっス」
ゲ「兄上…本当に良かった。もう危険なことはなさらないで下さい…」
ゲラードはグロキシニアに抱きついて涙を流す
グ「当たり前っスよ…」
そう言ってゲラードを抱きしめ返した
「ドロール…」
ド「A…気持ちはわかりますが今は少しそっとして上げましょう」
「う〜…だって…」
Aは2人から目を逸らす
それを見たドロールはため息をついた
ド「…嫉妬ですね？」
「だって…兄妹にしては距離近いよ…」
口を咎らせながらドロールの肩へ座る
マ「ドロール…、それとAと言ったか？ディアンヌはどうしてる？」
「ディアンヌは今も無事だよ。それに妖精王のキングだってついてるから。大丈夫。」
マ「そうか…よかった…！」
マトローナはそのまま ザルパにも伝える、
と奥で子供たちの面倒を見ているザルパの元へ行く
「ドロール、私ちょっとあっちいってくるね」
ド「？分かりました」
“あっち”が
一体どこであるのかドロールには分かっていなかった
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ゆきな(プロフ) - 今日見つけて読んでるんですけど、2話目の（名前）が（仲間）になっちゃってます！ (2020年11月16日 14時) (
レス) id: 57f5280136 (このIDを非表示/違反報告)
アルナラ - とっても面白いです！これからも頑張ってください！この作品を作ってくれてありがとうございます！！ (2020年3月10日 22時) (レス) id: 1f43613e20 (このIDを非表示/違反報告)
mikaera(プロフ) - 梨香さん» ええ本当ですか、嬉しい限りです(*’ω’*)頑張ります。ありがとうございます！ (2019年12月26日 7時) (レス) id: f3baeddadd (このIDを非表示/違反報告)
mikaera(プロフ) - 希汐さん» ありがとうございます(●´▽`●) (2019年12月26日 7時) (レス) id: f3baeddadd (このIDを非表示/違反報告)
梨香 - 初めまして！私もこの作品がすごく好きで、読んでいて微笑ましいです！次の更新も楽しみにしています！これからも頑張って下さい。 (2019年12月26日 0時) (レス) id: fa4873afc3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mikaera | 作成日時：2019年11月30日 21時
