35話 ページ36
「グロキシニア！どうして！？どうして行かせてくれなかったの！！」
グ「…そんなに行きたかったんスか？」
「だって…ずっと一緒に旅してたから最後まで一緒に戦いたかったんだもん…」
グ「ほんとにそれが理由スか…」
呆れたように言うグロキシニア
「ええ？！他に何があるの！」
グ「…何も」
「なんなのもう…何かあるなら教えてよ…」
グ「まあ、すぐ行けるっスから。そんなに怒んないで欲しいっス」
「すぐ…？」
グ「…まあ、それはいいとしてひと仕事終わったんで少し休憩するっス〜」
「わっ…」
グロキシニアはAを引き寄せる
グ「…好きっス」
「うん…///私もだよ」
グ「それ、ほんとっスか」
じっとりとした目でAを見る
「ホントだよ！なんでそんな事言うの」
グ「じゃあAからキスしてみるっス」
「うぇ！？」
グ「出来ないんスか〜？」
にやにやするグロキシニア
「い、いやできる！できる…けど恥ずかしい…だけ！///」
グ「ふーん…まあ別にしてくれなくてもいっスけど〜」
「拗ねてる？」
グ「別に」
「〜！///もうっ！」
ちゅっと小さくリップ音が鳴る
グ「っ…///」
「勘違いおバカさんにはちゃんと分からせて上げないとねっ//////」
グ「そう言ってるAこそ顔真っ赤っスよ…///」
「べっ別にそんなことないもん！///」
頬を囲むように両手で顔を抑えて俯くA
グ「A…」
その手を包むように抑えて顔を上げさせ、
口付けをする
「んっ…//ぁ…はぁっんっ…///」
苦しそうなAを他所に
舌を器用に絡めるグロキシニア
グ「ぷはっ…」
唇を離すとそのままA
を抱きしめる
「好きだよ…」
グ「あたしもっス…」
「どうして泣いてるの？」
Aはグロキシニアの頬に流れる涙を拭う
グ「え！？泣いてないっスよ」
「泣いてるよ、ほら。」
グ「…なんでっスかね〜」
「グロキシニアさ、いっつも一人で抱え込んでる。余裕なフリして、本当は辛いくせに。」
グ「…Aには敵わないっス本当。」
悲しそうに笑うグロキシニア
「ねえどうしたの？教えてよ」
ゲ「A〜、兄上！こんな所にいたのですね。」
ふわふわとゲラードがやってきた
グ「やあ、ゲラード」
ゲ「ドロール様が呼んでおります」
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ゆきな(プロフ) - 今日見つけて読んでるんですけど、2話目の（名前）が（仲間）になっちゃってます！ (2020年11月16日 14時) (
レス) id: 57f5280136 (このIDを非表示/違反報告)
アルナラ - とっても面白いです！これからも頑張ってください！この作品を作ってくれてありがとうございます！！ (2020年3月10日 22時) (レス) id: 1f43613e20 (このIDを非表示/違反報告)
mikaera(プロフ) - 梨香さん» ええ本当ですか、嬉しい限りです(*’ω’*)頑張ります。ありがとうございます！ (2019年12月26日 7時) (レス) id: f3baeddadd (このIDを非表示/違反報告)
mikaera(プロフ) - 希汐さん» ありがとうございます(●´▽`●) (2019年12月26日 7時) (レス) id: f3baeddadd (このIDを非表示/違反報告)
梨香 - 初めまして！私もこの作品がすごく好きで、読んでいて微笑ましいです！次の更新も楽しみにしています！これからも頑張って下さい。 (2019年12月26日 0時) (レス) id: fa4873afc3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mikaera | 作成日時：2019年11月30日 21時
