33話 ページ34
ド「なっ…」
驚くドロールをよそに
ディアンヌは続ける
デ「キング！A！僕、思い出したよ」
キ「記憶が戻ったの！？」
デ「うん！」
キ「よかった…」
ーーーーー
試練を終えた2人は妖精王の森へ
キ「ん…」
キングが目を覚ますと目の前にはディアンヌがいた
デ「あ、キング起きた？？」
キ「ディアンヌ！あれ…ここは妖精王の森…？」
デ「そうだよ。…ねぇキング、キングはまだ僕のこと好き？」
キ「も、もちろんさ！おいら…は…」
‘オイラも好き ’そう言おうとするが、キングの脳裏にはAの笑顔が写っていた
デ「…今の、忘れて？」
ディアンヌは少し悲しそうに笑う
キ「…ディアンヌ…オイラ、」
デ「わかってる」
キ「…」
デ「…でもとりあずAも一緒にリオネスに戻ろうよ！Aは来るか、わかんないけど…」
キ「うん…そうだね。聞いてくるよ、あ、そういえば、グロキシニア様たちは？」
デ「あそこ！」
ディアンヌの指さす方向には
ゲラードと話をしているグロキシニアがいた
そして、その近くではそれを微笑ましく見るA
キングはAの元へ行く
キ「A…少し話がしたいんだ」
「あ！キング！起きたの？背中の具合は大丈夫？」
キ「背中…？うわぁ！！生えてる！！」
キングが背中を見ると小さな羽が生えていた
「ふふ、可愛いね、コレ」
ちょんちょんと触るA
キ「これでやっとオイラも1人前…はっ 」
グロキシニアの羽を思い出したのか、
キングの笑顔はすぐに曇ってしまう
「生え始めはそんなもんだよ それより、話ってなあに？」
キ「…A一緒にリオネスに、みんなの所に行こう」
「リオネスに…？」
キ「行かない…のかい？」
「私…森に残るよ。」
キ「ど、どうしてさ！！オイラたち今まで一緒に旅してたじゃないか！」
「私も、まだみんなと旅していたいけど…私は彼…グロキシニアを探すために、この森から出ていたの。彼とまた会えたし、本来私が居るべき場所が分かったんだもの…」
キ「そんな…A……オイラ、君が好きだ」
「…！？」
キングはAを抱きしめる
キ「オイラ…ずっと、ずっと君が傍に居てくれるのが当たり前だと思ってたけど、少し離れただけで凄く心配で、君が愛しくて…ずっとAのこと考えてたんだ…！」
キングは泣きそうになりながら想いを伝える
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ゆきな(プロフ) - 今日見つけて読んでるんですけど、2話目の（名前）が（仲間）になっちゃってます！ (2020年11月16日 14時) (
レス) id: 57f5280136 (このIDを非表示/違反報告)
アルナラ - とっても面白いです！これからも頑張ってください！この作品を作ってくれてありがとうございます！！ (2020年3月10日 22時) (レス) id: 1f43613e20 (このIDを非表示/違反報告)
mikaera(プロフ) - 梨香さん» ええ本当ですか、嬉しい限りです(*’ω’*)頑張ります。ありがとうございます！ (2019年12月26日 7時) (レス) id: f3baeddadd (このIDを非表示/違反報告)
mikaera(プロフ) - 希汐さん» ありがとうございます(●´▽`●) (2019年12月26日 7時) (レス) id: f3baeddadd (このIDを非表示/違反報告)
梨香 - 初めまして！私もこの作品がすごく好きで、読んでいて微笑ましいです！次の更新も楽しみにしています！これからも頑張って下さい。 (2019年12月26日 0時) (レス) id: fa4873afc3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mikaera | 作成日時：2019年11月30日 21時
