製造魔法を使う彼、潔癖症につき (ページ2)

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＿＿＿＿魔法騎士団入団試験会場＿＿＿＿

ｻﾞﾜｻﾞﾜ

人が多いですね、あまり人混みは好きではないのですが……

ﾄﾞﾝｯ

「おぉーこれはこれはすまない、だがそこに立っていた貴様が悪いんだぞ？俺に謝れ」

面倒な人に絡まれてしまった…しかも触られた
最悪だ

『なぜ僕が謝らなければいけないのですか？ぶつかって来たのはそちらですよね？何様ですか？』ﾆｺﾆｺ

「ふんっ貴族である俺に反抗する気か？」

『貴族の割にアンチドリを随分お連れですね？』ﾆｺﾆｺ

「なんだと」

『僕は一匹も連れていないのに？貴族である貴方がどうしてアンチドリを連れて歩いているのか不思議ですねー？』

「っこの！下民がっ！」

ヴァ「受験生の諸君…待たせたね」

やっと始まりましたか

「チッ覚えとけよっ」

負け犬の遠吠えですね

ヴァ「"魔樹降臨"」

「「＿＿＿＿……！！？」」

フィ「ﾊﾊｯやっぱすげーわ」

ヴァ「それではこれより魔法騎士団入団試験を始める…！

＿＿一次試験はその箒を使って飛んでもらう

魔力をコントロールできる魔道士なら感覚で出来る事だ、魔道士の最も基本的な移動方法だよ、箒飛行ができないようじゃ話にならないよ……！」

さて、やりますか

ﾋｭｫｫｫｫ

結構高くまで飛べましたね、やってみるものですね

ん、あれは最果ての村の四つ葉に選ばれた方でしたか、やっぱり凄いですね

？「ふぐおおおおお」

？あちらで叫んでいる方は？黒髪さんに聞いてみればわかりますかね

ﾋｭｫｫｫｫ

『こんにちわ、黒髪さん』

黒髪さん「誰、あと黒髪さんじゃない、ユノだ」

『申し訳ありません、ユノさん僕はヒナ・ルーカスと申します。

あちらで叫んでいる方はユノさんのお知り合いですか？』

ユ「アイツは、アスタはオレのライバルだ」

『なる程、そうでしたか。いいライバルをお持ちですね』ﾆｺｯ

ユ「嗚呼」

＿＿＿＿＿＿＿＿

ヴァ「それでは次が最後の試験だ

最終試験は実戦形式だ、適当に二人一組になってもらってその相手と闘ってもらう……！

魔導書を使ってくれて構わない
攻撃魔法の一つや二つ覚えてきているだろう？

我々は戦闘が仕事だ、君たちの力存分に示してくれ」

さて、誰と組もうか………