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5真一郎は気づいてしまった ページ6

真一郎Site



『いや〜助かりましたぁ、数が多すぎて一人ではなかなか片付かなくて…(ヘラ』


そりゃそうだよな、まだ小1だもんな…女の子だし。
いくら子供だからって年上相手によく頑張ったよな…


ナデナデ


『!(ポロ』


えっ?!?!?!


若狭「あー真ちゃん泣かせたー」


真一郎「なっ!?」


武臣「大丈夫か?怪我でもしたか?」


『い、え。久々に頭を撫でられたものでちょっと吃驚してしまいまして…すいません。すぐ泣き止みます…(ポロポロ』


雑に涙を拭うひなちゃん、だが涙は意識せずとも溢れ出していく


三慶「あまり雑に拭うと腫れるぞ」


『グスッ…ポロポロ』


やっぱりなんかあるんだろうな……俺達にはわからないなにかが


だとすると家のことか…?家のこととなって周りには言えねぇ事となると…………虐待、か?


真一郎「なぁ、ひなちゃんもしかして親に暴力振るわれたりしてないか?」


『ピクッ)ぁっう』


武臣「いきなりそんなこときくもんじゃねぇ!!」(ベシッ


真一郎「い"っっ」


若狭「実際のところどうなん?言いたくねぇなら言わなくてもいいけど」


少なくともさっきの反応からしたらされてるんだろうな、どうにか守ってやる方法はないものか……


『っ言ったら何されるかわからんから……愛奈に手ぇ出すかもしれへんし…やから詳しくは言えないんです』


自分の心配より愛奈ちゃんの心配かよ、まずは自分を心配しろよな…


『でも小さい時約束したんです、私に手ぇ出していい代わりに愛菜には好きなようにさしてくださいって……私はどうなってもええから愛菜だけても幸せになってほしいんです』


若狭「自己犠牲もいいとこだな」


『自己犠牲なんてキレイなもんちゃいますよ笑私のこれはただのエゴ、自己犠牲なんてもんじゃない』


ひなちゃん………


『それじゃあ!話聞いてくれてありがとうございました!ちょっとスッキリしました!それじゃあ失礼します(ペコッ』


真一郎「あっちょっ!」


それだけ言うと走って家の方へといってしまった


三慶「今朝言ってた女の子ってアイツのことだったのか?だから虐待受けてるかどうか聞いたのか?」


真一郎「んーまぁな」


若狭「真ちゃん、アイツの目見たか?」


武臣「目?」


若狭「アイツの目濁ってた」


「「「!!」」」


______
文字数ぅ!

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作者名:Cola | 作成日時:2022年6月18日 22時

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