ブラックホール ページ34
全てのパフォーマンスが終わって、舞台裏に集められた僕達。
全体ではKグループが勝利して、
僕らバックドアチームの合計点数は865点と圧倒的だった。
ところが、Mカに出れるグループは別投票で決まる。
どうか僕達Backdoorチームが、
そうやって手を合わせ願う。
ぎゅっと目をつぶっていると隣のジウンヒョンが｢大丈夫、｣と真っ直ぐ見つめてきて、
ヒョンの言葉にすごく安心感を感じる。
そうだよね。
僕達は大丈夫だ。
今までの全てを信じよう。
長い沈黙の中、口を開くミンヒョンさん。
ﾏｽﾀｰ｢Mカウントダウンに出演出来るのは…｣
ﾏｽﾀｰ｢222点を獲得した｣
ﾏｽﾀｰ｢バックドアチームです！！｣
｢｢｢｢わぁぁぁぁあああ！！｣｣｣｣
｢やった！！！！｣
｢｢ほんとに！！？｣｣
｢｢｢僕達Mカに行けるんだ！｣｣｣
｢良かった、！｣
ミンソン｢良くやったよ！僕らのチーム！！｣
発表された瞬間、みんなで集まって喜び合う。
ジョンウ｢やったあーー！！！｣
気づいた時に僕はジョンウヒョンに抱き上げられぐるぐると振り回されていた。
今日のヒョンちょっとテンション高めだ。
マスターさんがリーダーのジウンヒョンにコメントを促す。
ジウン｢このメンバーでなければ、1位は取れなかったと思います。｣
ジウン｢みんなにMカウントダウンをプレゼント出来て良かった｣
そう言ってこちらを見て言うヒョンの言葉に今までやって来た時間が、メンバー達との思い出が蘇る。
このメンバーだったから、ここまで来れた。
そう言い切れるほどに良いチームだった。
でもこのメンツでのパフォーマンスは最初で最後かもしれない。
祝福ムードから一変した声色でマスターさんが話し始める。
ﾏｽﾀｰ｢第一回生存者発表式が行われます｣
ﾏｽﾀｰ｢94人の中から53人だけが生存し、次の評価へ進むことが出来ます。｣
その具体的な数字が僕らを待つ未来にある、ブラックホールのように思えた。
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ぬぬう(プロフ) - ぴさん» 自己満すぎてすみません^^;内容変えようと思ったんですが、思ったより皆さんの反応が良くて良かったです´`* (7月3日 23時) (
レス) id: 8744f24d2c (このIDを非表示/違反報告)
ぴ(プロフ) - すごいビックリした展開だったんですけど、更新楽しみに待ってます🫶🏻 (7月2日 2時) (レス) @page25 id: d5c63dc535 (このIDを非表示/違反報告)
ぬぬう(プロフ) - 高梨アヤメさん» ありがとうございます！作ったばっかりでよく確認してませんでしたㅠㅠ (6月22日 15時) (レス) id: 8744f24d2c (このIDを非表示/違反報告)
高梨アヤメ(プロフ) - 失礼します、オリ.フラ立っちゃってますよ〜💦 (6月21日 17時) (レス) id: 945705f77e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぬぬう | 作成日時：2023年6月21日 10時
