愛されるために来たんじゃない！！

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ジウン｢た、だ、し！｣






ジウン｢Aは見学です｣




｢え？？｣





人差し指を僕の前につき出してくるジウンヒョン。





ジウン｢無理して本番出れなくなったらどうするの｣





｢う…｣





ヒョンのたった一言に言い返すことが出来ない。





しかもジウンヒョン、スタッフさんにまで既に話を通してあるようで、さすがに反抗出来なかった。







ハンビン｢A〜？｣




今日見学するんでしょ？、そう言いながらわざわざ練習室まで様子を見に来てくれたらしいハンビニヒョン。







｢そうなんですよ、ジウンヒョンがケチで…｣



ジウン｢ハンA？｣




満面の笑みでこっちを見てくるヒョンが怖すぎて、さすがにその後の言葉を口にすることは出来なかった。





来てくれたハンビニヒョンと一緒に体育館に向かって、何故かラミライチームと一緒に発表を見た。






僕らのチームは凄く良いパフォーマンスを披露出来ていたし、評価も上々で




評価用紙には｢Aのパフォーマンスを見れなくて残念…｣｢ハンAファイティン！｣とたくさんの言葉が書かれていた。




みんなの準備は万端だ。









あとは僕がコンディションを元に戻すだけ、





絶対1位になってみせる。





そう更に気持ちが強くなった。

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