僕らだけの ページ3
ージャンハオsideー
Aを連れて来たのは、先程の場所から数分だけ車を走らせた、人気のない通りに佇むお店。
｢A、覚えてる？｣
僕の言葉に、何ですか？と首を傾げる姿が可愛らしくて笑ってしまう。
｢ほら、｣
そう言って手を前にして見せたいものを見せる。
A｢僕の指輪！｣
そう、
初めて話した日に交換したやつ。
あれから2人ともなんだかんだ忙しくて、お互いの指輪を持ったままだった。
A｢ハオヒョンの指輪、多分僕のアクセサリーと混ざってると思います…、｣
｢それは知ってた笑｣
Aがもともと指輪を付けない派なのは分かっていた。
どちらかと言うと、いつもネックレスを付けてるし
なんなら日替わりで毎日違うもので、その日の朝にぽやぽやと寝ぼけながら選んでるのだと思うと本当に可愛らしい。
僕がAに指輪を返すと、後で返しますね。と少し申し訳なさそうに言うA。
｢こら！そんな顔しない！｣
｢今日はこのために来たんだから！｣
A｢？｣
カランカランと鈴を鳴らしてお店に足を入れる。
店員｢いらっしゃいませ〜｣
｢すみません。予約していた者なんですけど、｣
店員｢あら！こちらへどうぞ〜｣
少し離れた隅のスペースへ案内される。
ここは一体何のお店でしょう？
店員｢ペアリングをご希望とのことで、｣
そうです！！
Aとどうしてもお揃いのリングが欲しかった！
A｢ヒョン、こんなに準備してたなんて笑｣
｢いーでしょ！ペアリング！｣
A｢、、嬉しいです。｣
少し照れたように笑うAの言葉に、嬉しさで胸が高鳴った。
2人で相談しながらデザインを決める。
なんだかこうやって並んで指輪を選んでるのが変な気分だ。
シルバーでデザインのシンプルなリング、後は何を入れるか。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 842人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ratetan0827(プロフ) - すごい面白です！！、♡テレ推しなのでテレとの絡みとかあったらめっちゃ嬉しいです⸜(* ॑▿ ॑* )⸝更新待ってます！ (11月14日 2時) (
レス) @page21 id: 4443a7b038 (このIDを非表示/違反報告)
ぬぬう(プロフ) - ぴさん» 入れるか迷った話だったんですが、そう思って貰えて良かったです〜🥹✨️ (7月25日 20時) (レス) id: 8744f24d2c (このIDを非表示/違反報告)
ぴ(プロフ) - やーんこのグループ見てても心配でした〜妄想だとしても彼らを救ってくれる夢主がいてよかったって思ってます…😭😭 (7月24日 2時) (レス) @page21 id: 3c13e0ae1d (このIDを非表示/違反報告)
ぬぬう(プロフ) - ぜろずさん» 嬉しいお言葉！！😭😭😭更新頑張ります！！！ (7月22日 20時) (レス) id: 8744f24d2c (このIDを非表示/違反報告)
ぬぬう(プロフ) - みさきさん» ありがとうございます！！！😭😭😭頑張ります〜！！！！ (7月22日 20時) (レス) id: 8744f24d2c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぬぬう | 作成日時：2023年7月11日 10時
