オッパと幼馴染 (ページ9)

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まぁ!なんて美味しい冷凍食品なんでしょう！ページ9

MK「これマジで美味い！」

「そうだね､､､(苦笑)」

今私達は私のお母さんがつくってくれたひるごはんをたべている
その中でもマクオッパはナゲットが1番美味しいと言っている
そのナゲットは
朝お母さんがお父さんのために作ったお弁当箱に入っている
ごく普通の冷凍食品のナゲット

その他の料理はお母さんの手作りだけど
なぜ手料理ではなく冷凍食品なのか

どうしよう
冷凍食品だとマクオッパに言うか
このまま嘘を突き通すか

冷凍食品だと言ったならば
お母さんの手作りの料理が冷凍食品に負けたことになる
かと言って
嘘を突き通しても
このまま真実がわからぬままでいたら
マクオッパがお母さんに
「ナゲットが1番美味しかったです」と
言ってまたしても
お母さんの手作りの料理が冷凍食品に負けたことになってしまう

まぁどの道負けたって言うことに変わりはない

しかしまだ終わりではない
まだ1番を変えられる手があるはずだ！

「マクオッパ！このグラタンの方が美味しくない？」

MK「グラタンも美味しいけどやっぱりナゲットかな」

「でもこの濃厚なチーズとか野菜が程よくシャキッとしてるとことかの方が美味しくない？」

MK「そう言われてみればそうかも､､､」

よしこれで大丈夫n

MK「でもやっぱナゲットが1番！」

もう無理だ
お母さん､､､ごめんよ
もうこれ以上は無理だ

私は力尽きてしまった

MK「ごちそー様でした」「ごちそうさまでした」

2人合わせて食べ終わった後

喉が渇いてきたので
冷蔵庫の中のペットボトルを取りに行った

冷蔵庫を開き中を見たら

「食べてね､､､か」

そこには季節外れだけどスイカのパフェが入っていた

私おなかいっぱいだから食べらんないんだけど
夜食べればいっか

でも“食べてね”の後に“手作りだから早めに食べないと美味しくなくなっちゃうから”
と書かれてあった

「､､､マクオッパってまだ何か食べれる??」

MK「お腹いっぱいだけどどうしたの？」

「スイカのパフェがあるんだけど食べる？」

MK「スイカ??食べる!」
マクオッパは目を輝かせて言った

「どうぞ」

MK「いただきます！」

マクオッパは光の速さで平らげた

MK「ごちそうさまでした」

「どうでしたか？」

MK「ナゲットよりも美味しかった!」

「良かったです！､､､ん?ナゲットより??」