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『…し、失礼します…………』
この冷たい空気！！何なんじゃ！！嫌じゃあ！！
「あ、魔泉…こっち。」
『あ、はい…』
なんか小さい会議室みたいな所連れてこられたんじゃけど…ねぇ何コレ…怖いのじゃ。
「いや〜、あのね！魔泉に知らせたいことがあって呼んだんだよ」
『…し、知らせたいこと…とは…何でしょうか…先生…』
「ああ、実はな、お前に……
…雄英から、特例の推薦が来てるんだ！！」
『………え…推薦…？』
「ああ！凄いな〜！うちの学校から雄英の推薦入学者が出るとなると！」
『……推薦って…やっぱりヒーロー科ですか、それとも普通科…？しかも…特例って……』
「何言ってんだ、ヒーロー科に決まってるじゃないか！特例はたぶん魔泉の個性が珍しいからじゃないか？いや〜魔泉はこの学校の誇りだな！先生、担任として嬉しいぞ〜！」
『……でも……ヒーロー……』
「まぁ、受けるか受けないかは魔泉自身が決めることだが、雄英を受けて損はないと思うぞ？魔泉の個性からして、ヒーロー向きだと思うし……まあ、親御さんと相談して、決まったらこの紙に書いて俺に提出してくれよ」
『…………はい……』
·
「あ、来たな、莉心…、……？」
『………』
「…………帰るぞ、莉心」
『……ああ、そうじゃな…』
「…………」
「お前、何かあったんだろ…」
『……何かって…？』
「お前、職員室から帰ってきてから変だ。何かあったんだろ？言ってみろよ」
『………我輩に、雄英からの特例推薦が来ていた…』
「！？……特例…推薦？…すげぇじゃん。で？何でそんなにテンション低いの？普通喜ぶ事だろ、推薦なんて…」
『………心操………我輩、ヒーローというものがよく分からないのじゃ……
…何故、あんなに他人のために動ける。救けたとしても、代わりに自分が死ぬかもしれない。それに…＿＿＿
……いや、ないでもない…』
「！……言えねえの…
……それは、俺にも分からねえよ……ただ、」
『？』
「なんか、…カッコイイじゃんか…人救けたりさ、敵と戦うつーのとか、……憧れるって言うか…」
『……そう…なのか、……心操は…凄いな……我輩は、何ていうか…怖いのじゃ……パパやママみたいに、死んでしまうのではないかとな…』
「…！？……お前の両親、ヒーローだったんだ…」
『……そうじゃ…とっても凄くて、カッコイイヒーローじゃったよ』
続く (更新停止中)
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ミルクレープ - キャラ崩壊してて面白いです！夢主ちゃん愛されてますねーwこれからも頑張って下さい！ (2018年10月16日 19時) (
レス) id: fdca804d9b (このIDを非表示/違反報告)
御野桃紅(プロフ) - 怠惰な強欲さん» わあ！嬉しいです！こちらこそ見てくださってありがとうございます！！ (2018年1月8日 13時) (レス) id: 05274665cb (このIDを非表示/違反報告)
怠惰な強欲(プロフ) - この作品ほんとすきです！応援してます！頑張って下さい！ (2018年1月8日 12時) (レス) id: 3ead34adf6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：御野桃紅 | 作成日時：2018年1月5日 18時
