8:試験当日 ページ9
あれから数日、
何だか出久はいつも以上にブツブツ言ってるしボロボロだしちょっと心配だ…
それに勝己も前より少し大人しくなってそれが逆に何だか怖い…
＿＿そして、あの日から10ヶ月後。
ついに、雄英高校の受験日当日となった。＿＿
『…出久、大丈夫？』
「…あ、うん…！だ、だいじょうぶ！大丈夫…！」
…待ち合わせして一緒に来たはいいけど
…最近、デクの様子がおかしい。
本当に大丈夫だろうか…
『……私は出久と勝己たちと試験会場が違うから、あまり頼りになれないけどさ、…でも出来る限り、お互い頑張ろ！…ね？』
「…！…うん。ありがとう！琥珀ちゃん！」
『うん。』
と、出久と話してると……
「どけデク、狐女。俺の前に立つな殺すぞ」
少し噂をすれば、勝己が来た。
『…勝己、おはよ！』
「おっお早う、がんバ、頑張ろうねお互い…」
「………」
『あ、行っちゃった…』
勝己は私たちを無視して、すっと行ってしまった。
「……………」
出久なんか考え事してるみたい…
でも、もうそろそろ行かないと遅れちゃう…
『……出久、行こっか…』
「あ、うん！！」
出久は勢いよく、目標への第一歩と言っていいほどの勢いで踏み出した…
が、
「(これだよ…)」
勢い余って転けそうだった。
けど、
「大丈夫？」
「わっ、あ、え！？」
『あ、』
女の子が転びそうな出久を浮かせて転ぶのを防いだ。
「私の"個性"、ごめんね勝手に、でも転んだら縁起悪いもんね」
「………あ、……えと………」
「緊張するよねぇ〜」
『あ、ありがとう。出久を助けてくれて』
「い、いえいえ！全然…！(……び、美人…！？)」
『ほら、出久お礼！』
「…………あ、………えと、…………((パクパク…」
緊張して声も出てないな…
口をパクパクしてるけど…
「あ、いいよ全然！！…あ、それじゃ…、受験、お互い頑張ろうね！」
『…あ、うん……』
「！………((パクパク…」
行ってしまった…
出久は、知らない女子の前ではシャイを発動するんだよ…
全く……これで彼女出来るのだろうか心配だ…((
しかも、目キラキラさせてる…
どうせ、女子と喋ったぁぁ！！とか思ってるんでしょ…
でも、……あれは喋ってなくないか？w
『はぁ、………行こ、出久。』
「あ、うん。じゃあ…、琥珀ちゃんも頑張ってね！それじゃ、」
『うん。出久もね。』
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ミリア - 凄く気に入った作品で続きが楽しみです今後他の作品を作る予定があったらヒロアカとコラボかトリップか転生したKかワールドトリガーの三輪か三雲の姉か妹か幼なじみの作品が読んでみたいです説明が下手だったらすみませんこれからも体調にきよつけて更新頑張って下さい (2017年12月10日 3時) (
レス) id: 9bec705c08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：御野桃紅 | 作成日時：2017年10月26日 2時
