12:階段 ページ14
·
＿＿………あれ、ここは………＿＿
＿＿……真っ白い空間……＿＿
＿＿……保健、室…？……＿＿
＿＿……あれ、なんか、緑っぽい色が……＿＿＿
『！！』
《…バサッｯ！
『………あれ……私、何で…………』
「…あ、琥珀ちゃん…！」
「おや？気がついたかい？」
『出久…！？あ、えと、あの……私、なんで…、ここに…？』
「…実技試験で倒れたんだろう？覚えてないのかい？」
『……そういえば、キャパがきてそのまま……』
「はぁ、ヒーローになるならちゃんと調節できるように自己管理しなさいな？」
『ゔうっ…………はい、分かりました。』
「お前さんもだよ？！」
「ｯｯ！は、はい！」
『……出久、怪我したの？』
「あ、……うん、そうなんだ…あははｯ…」
『………そっか…出久もお大事にね？』
「うん。」
「ふぅ、ほらほら！もう帰んな！もう、入試は終わったよ！」
『あ、じゃ、帰ろっか出久』
「う、うん。」
最後にリカバリーガールにお礼をして出ていった
『あ、出久！私、荷物説明受けた会場に置いてきちゃったから取りに行ってくるね、遅くなっちゃうかもしれないから先行ってて！』
「え、……うん。分かった、琥珀ちゃん帰り気をつけてね？」
『大丈夫だよ、出久も気をつけて帰ってね？じゃ、ばいばい！』
「うん。じゃあね、琥珀ちゃん！」
·
案の定、会場に戻ったら誰も居なくて一人寂しい。
『…………やっぱ誰も居ないよねぇ…………えっと、確かここに………あった！』
リュックを取り、誰も居ない会場を後にして、走って階段を降りていた時、
誤って階段を踏み外した。
『！！』
((やばい！落ちる！！
そう思い、目をつぶった…
が、
《トスッｯ…………》
『………？』
((………あれ？…痛く…ない…？しかも…、誰かに支えられてる…？
不思議に思い目を開けたら…
『…ｯ！！？＿……と、とど、轟くんｯ！！？』
なんとあの、イケメンで優男の轟焦凍くんではないか！！
『…あ、あの…、えと、…わ、わた、…その、』
訳が分からず、焦って言葉が言えない。
「ｯ…………大丈夫か…って、………夜月？」
『と、轟くん…！…あの、ありがとう。支えてくれて……』
「…ああ、大丈夫だ。いきなりお前が落ちてきたんでびっくりした…」
『あ、……階段踏み外しちゃって、ごめんねびっくりさせて…』
＿
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ミリア - 凄く気に入った作品で続きが楽しみです今後他の作品を作る予定があったらヒロアカとコラボかトリップか転生したKかワールドトリガーの三輪か三雲の姉か妹か幼なじみの作品が読んでみたいです説明が下手だったらすみませんこれからも体調にきよつけて更新頑張って下さい (2017年12月10日 3時) (
レス) id: 9bec705c08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：御野桃紅 | 作成日時：2017年10月26日 2時
