10:ギミック ページ12
プレゼントマイクから入試の説明を受けた。
筆記試験と実技試験があり、実技内容が、簡単に言えば仮想敵を倒してP(ポイント)を稼ぐという事だ
1P、2P、3Pと仮想敵がいて、それら倒して多くP(ポイント)を稼いだ者が合格らしい
それに、時々大暴れしている0Pの敵ギミックがいるみたいで、それは気にすることないという
((じゃぁ…よし、頑張りますかｯ！
絶対合格してやるんだから…！
バスで移動して試験会場に着いたはいいが、
突然、「スタート！！」って試験が始まってしまった。
((出遅れちゃったから遅れを取り戻さないと…！
『！！』
((これは、3Pの仮想敵だ…！！
《ＰＯＮポンッｯ！！》
((取り敢えず、この仮想敵を倒すらしいから力の個性で！
《バキｯ!!!バキバキｯｯｯ!!!!》
((よしっ！この調子でどんどん倒していこう！
始まってから数十分たった。
((だいたい20体ぐらい倒せたけど、もうすぐ、キャパが来そう…
それに力の個性ばっかり使ってると少し感覚がおかしくなるや…
そろそろ個性変えないと…
なら、次に使えそうな個性は…音の振動で崩させよう！
《ＰＯＮポンッｯ！！！》
橙色の目に入れ替わり、さっそく仮想敵を倒しに行こうとすると…
《ドﾄﾞﾄﾞーーーンｯｯｯ!!!》
『！？』
地震かと思いきや、
『…何あれ、でっっかｯｯ！！……もしかして、ギミック(0P敵)！？』
((プレゼントマイクが説明してた、あの、0P敵だ！倒してもP(ポイント)はつかないと分かってて向かう奴は滅多いいないよね。
…私は逃げようと思ったのだが…、
「…だ、誰か助けてください！足が挟まって動けないんです！！誰か…！！」
((…！！…やばい、女の子が瓦礫の下に…！！
そう思うと同時に、私の足は勝手に動いていた。
『待ってて！今助けるから！』
「！！…ありがとう、ございます…！」
瓦礫を退かすためにもう一度だけ力の個性を使った。
《ＰＯＮポンッｯ！！！》
『ｯ…いま、退けるからね…！』
なかなか重いけど怪力で軽々と持ち上げられた。
「…ｯ……ありがとうございます、助かりました…！」
キャパオーバー間近になってしまったが、彼女を助けられて良かった。
『全然！…それより、あの仮想敵を倒さないと！』
「！？…そうでしたわ！……でも………ｯｯ！！」
『どうした！？』
「…いえ、足を捻ってしまったようで…、すみません、どうか私を置いて逃げて下さい！！」
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ミリア - 凄く気に入った作品で続きが楽しみです今後他の作品を作る予定があったらヒロアカとコラボかトリップか転生したKかワールドトリガーの三輪か三雲の姉か妹か幼なじみの作品が読んでみたいです説明が下手だったらすみませんこれからも体調にきよつけて更新頑張って下さい (2017年12月10日 3時) (
レス) id: 9bec705c08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：御野桃紅 | 作成日時：2017年10月26日 2時
