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28話 by四辻 菫 ページ29
意識を取り戻し、ゆっくりと目を開ける。初めは白黒だった視界がどんどんと色を取り戻していき、いずれあたりの様子がはっきりと分かるようになった。
「菫さん、本当に孝之さんに殴られたんですか?」
「……ええ、殴られたわ。」
目覚めたばかりだと言うのに、娘の担任は質問をしてきた。答えないのは失礼だから、一応答えておいたけれど。
視界の端に、鳩が豆鉄砲食らったかのような顔をする夫が見える。さっきの私の返答に、ショックを受けているのでしょう。
「……っ」
そして、娘の担任が、皆さんに見えないようにほくそ笑んだところを見た。
私は──彼を全力でサポートしましょう。そう、心の中で誓うのであった。
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作者名:新たな世界で参加者一同 x他7人 | 作成日時:2019年10月18日 18時