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26話 by四辻 春斗 ページ27
『蓮見君……何があったんだ?妹は、鈴蘭は…』
俺はそう、蓮見君に尋ねる。だが、蓮見君は、
蓮『いろいろ……ありまして……』
と言葉を濁すばっかだった。何があったんだ?鈴蘭は無事なのか?それだけが頭の中をぐるぐると駆け巡る。
『おや?みんなどうしたんだ?』
そう言う声が聞こえて後ろを向く。そこには、鈴蘭達の担任の朝陽先生がいた。
とりあえず、鈴蘭は一体……。そんな事を思いながらも、ふと、視線を蓮見君に向けると
……先生の事を睨んでいた。
一体なぜ?警戒心?わからなくもないが……
『それで?何の話をしていたんだ?』
そう聞かれてハッとする。そう言えば聞かれていたんだったっけ……?うぅ…頭が混乱する……
『あぁ、ついさっき何があったんだ?って聞いていただけですよ?朝陽先生?』
ニコッと微笑みながら言う。警戒されるのは、嫌だからな。
孝『うぅ……あ…れ……?』
っ!!父さん!!目…覚ましたんだ…よかったぁっ
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作者名:新たな世界で参加者一同 x他7人 | 作成日時:2019年10月18日 18時