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18話 by四辻 菫 ページ19
「あら? ここは……どこかしら」
さっきまで、私は夫と娘の担任と森を探索していたはず。それなのに何故私だけここにいるのだろうか。
まずは、一旦状況の整理だ。目の前には、棺桶があり、周りを見るにここは森の奥地だ。
「尚更状況が分からないわ。孝之、鈴蘭、春斗……。どうか、無事でいて……」
三人に何かあったらどうするか、それがどうしても気になってしまう。
『四辻 菫』
突如、どこからともなく声が聞こえる。脳に直接響いてくるようだ。
声は中性的で、性別の判断がつかない。全くもって不気味だ。
『棺桶に触れなさい』
言われた通りに棺桶に触れると、前世の記憶が蘇ってきた。
そして、意識は遠ざかり、そのまま私は意識を闇に手放した。
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作者名:新たな世界で参加者一同 x他7人 | 作成日時:2019年10月18日 18時