1話 by四辻鈴蘭 ページ2
春の陽気の晴れた日
桜並木を仲良し三人で歩いていきました。
「露乃、柊太。
今年の先生は誰になるかな?」
二人は首をかしげていき、こう言いました。
柊太「う〜ん………」
「柊太は、考えているけど、露乃は誰かしってる?」
露乃「ううん……まだ、分からないよ。」
「だよねぇ……始業式で発表されるから、学校に急ごう。」
そうして、学校まで走っていき
体育館で始業式をしていきました。
それから、それぞれの学年の担任と副担任の紹介がされました。
二年副担任は【一ノ原玲花】と紹介されました。
そして、体育館からクラスに戻り、
担任達の事を話していきました。
「うーん……あの一ノ原先生、何処かで会った事があるんだけどなぁ……」
と、クラスに向かいながら考えこみました。
クラスに戻る前に何故か一ノ原玲花先生とばったり会いました。
玲花「あら?あなたは……」
「あ……玲花先生。」
玲花「体育館からずーと、見ていた子ね。どうしたの?」
「え〜と、玲花先生と何処かで会いませんでしたか?」
玲花「そうねぇ……何処かで会ってたかも知れないわね。それに、私も貴方と何処かで会ったわ。」
「玲花先生もですか!!
う〜ん………」
鈴蘭は考え込み、唸ってました。
そんなとき、鈴蘭にとっては兄の友人であり先輩の秋山竜が話しかけて来ました。
秋山「鈴蘭、始業式おつかれさん。
あれ?新しい副担任の先生か。」
「うん。秋山先輩は、何かあったのですか?」
秋山「いや……俺も鈴蘭の副担任の先生を何処かで会ってた感じがしてな。
それを確認に来たんだ。」
「そうですか……私も先輩と同じ理由で玲花先生の事を考えてたんですよ。」
秋山「そうか……それなら、夕方に話し合おうか。今から担任達の挨拶だろ」
「そうですね……秋山先輩、また夕方宜しくお願いします。」
そう話して、秋山竜先輩と別れて自分のクラスに戻りました。
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作者名:新たな世界で参加者一同 x他7人 | 作成日時:2019年10月18日 18時