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第4話 ページ4

背中に嫌な汗が流れて
暫く思考回路が停止したままになる。




固まったままじゃ、時間は進んで行くし
何かしないと 一から作り直さないと

そう思うのに キーボードの上に置いた指は
石に変えられてしまったように 動かない。







その時





『Aちゃん、おはよう』





聞き慣れた声がして
見上げると

左隣のデスクに 鞄を置いた夏油さんが
私を見下ろしていた。







「夏油さん、おはようございます。」






『ちょっと忘れ物しちゃってね、
取りに来たんだ』

「そうなんですか、」






いつもなら普通に出来る会話も

今は頭が真っ白で
内容がまるで入って来ない。






そんな私を じっと見つめていた夏油さんが
暫く黙り込み、

ちらりとパソコンの画面を見た後
唇を薄く開いた。





そして、

何かに気づいたように
" ちょっと触ってもいいかな? " と



こちらへ、ぐっと身を寄せて
私のデスクに片腕をつき

もう片方の手で マウスを動かし始める。





肘まで 袖の捲くられたシャツから
ふわりと 優しい香りがした。

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プスメラウィッチ - 五条悟と結ばれて欲しいです。 (2021年5月12日 13時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
Ca(プロフ) - プスメラウィッチさん» 初めまして(^ν^)コメントありがとうございます。どちらと結ばれるかはまだ決めておらず、迷っています。ありがとうございます、これからも頑張ります。 (2021年5月9日 20時) (レス) id: ca48c59f75 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年5月9日 17時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Ca | 作成日時:2021年5月6日 23時

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