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第16話 ページ16

ドアの方に目を向けると
席を外していた夏油さんが 戻って来ていた。

力の無い片手にビニール袋を下げて、
その袋が歩く度に小さく揺れている。





" 遅くまでお疲れさま。"

その優しい声と同時に
私の目の前に シュークリームの袋が置かれた。





「えっ、これ…」




ずっと気になっていた
コンビニの新作スイーツ。

食べたかったけど中々手が出せなかった。





「すみません…!
おいくらでしたか?」



慌てて財布を取り出すと
夏油さんの大きな手が 私の財布ごと包み込む。





夏『これは ほんの気持ちだよ。』




そう言って微笑むから
なんだか涙が溢れそうになる。

そんな私を夏油さんはただ
優しい眼差しで見つめていた。





夏『はい、悟はカフェオレね。』

五『まじ?やった』




夏油さんは 私でも聞こえるか分からない声で
" 無いと拗ねるだろ " と小さく笑った。

そんな彼はブラックコーヒーの缶を開ける。





大人だなあ、と
なんとなくそう思った。

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プスメラウィッチ - 五条悟と結ばれて欲しいです。 (2021年5月12日 13時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
Ca(プロフ) - プスメラウィッチさん» 初めまして(^ν^)コメントありがとうございます。どちらと結ばれるかはまだ決めておらず、迷っています。ありがとうございます、これからも頑張ります。 (2021年5月9日 20時) (レス) id: ca48c59f75 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年5月9日 17時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Ca | 作成日時:2021年5月6日 23時

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