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8話 ページ10

貴方side


病院で、先程の青年を探すと、受付のところにいた。


伏黒「虎杖悠仁だな


お前が持っている呪物はとても危険なものだ。

今すぐこっちに渡せ。」


伏黒ガツガツ行くなぁと横で見てるけど、

今虎杖君、喪中って言ったよな。

そんなことを考えていると、

伏黒はスマホを見せて、呪いの説明してる…。







虎杖「そういや今日の夜学校で、アレのお札剥がすって言ってたな」

「「……え」」

虎杖「もしかしてヤバイ?」

伏黒「ヤバイなんてもんじゃない。

_______ソイツ死ぬぞ。」

『はよ行かな。伏黒____』

虎杖に案内してもらって、学校まで向かう。







______ゾ クッ……


学校に近づくにつれて、呪いが強くなる。


伏黒「蛇目と虎杖はここにいろ。

何かあったら蛇目ソイツを守れ。」


『…うん。』


混濁とした呪いの気配。

流石に、やばいか。なぁ神様。

〈俺に言われても知らん。アイツ…伏黒と言うやつは強いのなら問題なかろう。〉

まぁそうだけど。

虎杖「何言う通りにしてんだ俺は。」

『…ぇ、なんか言った?

______っおい!待て!』


振り向いた時には、虎杖は飛び出していた。


それにしても身体能力オバケだな。


とりあえず追いかけなきゃ。







ドォン!!


やば、、初めて見るよ俺。こんなサイズの呪い。

伏黒掴まれてるし、助けなきゃなんだけど。

神様!俺まだ呪力使えないんだって!

〈騒々しいことこの上ない。
なら、いいか数秒だけアレの動きを止めてやる。〉

____バゴッ

『伏黒!!』

壁を突き破り、吹っ飛ばされる。

そのまま落ちたら、地面に打ち付けられる…!


〈クックッ_____"静"〉


空中で、動くことなく。
建物の瓦礫までもが止まっている。


______ドンッ


何故かほんの数秒が、長く感じた。

瞬間、通路の屋上に落ちていく。


ゴン…

いや、ほんとに虎杖すげぇなぁ。

呪力を使わずに、、呪いと渡り合っている。





伏黒「呪いは呪いでしか祓えない。
呪力のねぇオマエがいても意味ねーんだよ」

虎杖「俺に呪力があればいいんだろ」

そう言ってポケットをあさる。

虎杖は、宿儺の指を取り出し、口にほりこんだ。

『…っ!おい!』

伏黒「馬鹿!やめろ!」

____ゴクン


迫り来る呪いを、、1本の腕で振り祓う。

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作者名:柊全子 x他1人 | 作成日時:2020年11月16日 2時

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