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貴『えっと…とりあえず来る？』
大貴「へ？」
貴『隣』
パシャパシャッ、と私のすぐ横の水面を叩き、大ちゃんを見上げる。
大貴「え、」
貴『気持ちーよ、ここ』
大貴「…じゃあ、失礼します」
貴『失礼しますって(笑)』
ほんと、控えめだなぁ
と、何故か緊張な面持ちで隣に座る大ちゃんを見ながら思う。
…あれ、そういえば
貴『大ちゃんの私服見るの初めてかも…！！』
いつもは制服姿しか見てないからねー…
黒いキャップのツバを後ろに被って、
銀のネックレスに白のTシャツに短パン…って
超シンプルだけど新鮮！！かっこいい！！
大貴「濡れてもいいような服選んだから、そんな大したモンじゃないんだけど…」
貴『え、そうなの！？』
うわぁー…すげぇ、レベル高ぇ
まぁでも、大ちゃん元がいいからなぁ…可愛いし。
いいなぁファッションセンスあって。
大貴「それ言ったらさ、佐伯さんもじゃん」
貴『え？』
大貴「えっ？」
キョトン、と目を丸くする大ちゃん。
それを見て、思わずぷっと吹き出す。
貴『さ、佐伯さんって…っ
大ちゃん、私のことそう呼んでたんだ…ふふっ』
大貴「えぇ？」
いやだってさ、佐伯さん…って、なんか違和感しか無いじゃん！？
普段��A�瓩箸��犧看讚瓩箸�でしか呼ばれてないから、名字に「さん」付けられるとむず痒いっていうか……
そもそも私そういうキャラじゃないし！！
貴『私のことはAでいいよっ
私は大ちゃんって呼んでるんだから、大ちゃんも私のこと下の名前で呼んでくれなきゃ寂しいじゃん？』
…単なる屁理屈だけど。
すると、
大ちゃんは暫く黙り込んだ後、小さな声で
大貴「えっと…じゃあ、Aちゃんで」
と、頬をポリポリと掻きながら恥ずかしそうにそう言った。
……ひぃぃい可愛いぃぃいっっ！！
先生…っ！！
ここに…ここに特別天然記念物がいますぅぅう！！！
もう持って帰っていいですか！？天然記念物だけど持って帰っていいですかァァア！！！
……ん"ん"っ
貴『ところで大ちゃん』
大貴「ん？」
貴『…向こう、行かなくていいの？』
そういえば、そうだ
こんな私しかいないつまんないとこより
男友達とわいわい騒いでた方が楽しいでしょ…
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ゅあ - 最近この神作を知って見させてもらっています！更新頑張ってください！ (2023年4月27日 18時) (
レス) @page6 id: 46ea0cb306 (このIDを非表示/違反報告)
４６猫ー０９２４ー - 今更この神作を発見致しました！更新がんばってください。 (2019年5月12日 14時) (レス) id: 8fa9dca0b7 (このIDを非表示/違反報告)
山田愛 - めっちゃおもしろかったです！次の更新楽しみにしてます！頑張ってください! (2019年1月14日 22時) (レス) id: 29cca44548 (このIDを非表示/違反報告)
未央 - すごい面白いです！続きお願いします！ (2018年11月18日 14時) (レス) id: 71bdc0414f (このIDを非表示/違反報告)
柊羽 @.元#侑佳(プロフ) - このお話、読んでいてとても楽しいです！！続きがすごく気になります！大変だと思いますが、頑張ってください(`・ω・´)ゝ (2018年11月3日 22時) (レス) id: 231fefb769 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Non. x他1人 | 作成日時：2017年10月15日 11時
