Eightmembers−AAA− Part4

優しさ ページ35

日高Side





日「徹夜…?!」







徹夜っていうワードを聞いて、かなりびっくりした。







あんなにハードな仕事こなして、寝てないなんて、、、








絶対倒れるに決まってる。








日「もー…




まじで心配したから」









そう言うと、申し訳なさそうな顔をしたA。









そんな顔を見て、また心配してしまう。









そして、気づけば俺は、Aの言葉を遮って、抱きしめていた。









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日「頑張るのはいいけど、無理すぎるのはもってのほか。




次からはちゃんと考えてな」









できるだけ優しい言葉で注意したかったから、そこまで強くは言わなかった。









多分後から、みんなから言われると思うから。









松「うん…




ごめんだっちゃん。



あと…



ありがとう」









日「おう」









ありがとう、と言う言葉を聞いて、すごい安心した。









前はずっと、ごめん、しか言わなかったから。









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俺はAの体を離し、Aの頭に、ポンと手を置く。









松「ふふ。



だっちゃん、いつもありがとね。




だっちゃん知らないと思うけど、私、だっちゃんに話聞いてもらったり、注意してもらえたりすると、ちゃんと直そうって思うし、楽になるんだよ。






だから、今日も、、、




私と、残ってくれてありがとう｣









日「え、なんで…」









なんで残ったってこと、知ってんだろ。









松「みんな遊びに行ったんでしょ？




いつもだったら、みんな周りにいるのに、今日はいないし。





そういう優しいところも、だっちゃんらしくて私は好きだよ」









日「………っ」









そういったAはとてもスッキリとした顔で、いつもの笑顔を浮かべていた。









だけど…









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松「だっちゃん？



どしたの、顔赤いけど…｣









日「…え？


あ、別に何でもねーよ？｣









松「そう？


なら、いいけど…｣









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なんだろう。。。









この感じ。









なんで俺、Aの笑顔を見て、赤くなってんの？









なんでこんなドキドキしてんの…？

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